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メノウ化が進んだ美しいマダガスカル産のアンモナイトのカット&ポリッシュ標本。中生代白亜紀。/【an1434】
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こちらはマダガスカル産のアンモナイトのカット&ポリッシュ標本です。アンモナイトの殻を中心で割り、断面を磨いた標本です。
アンモナイトの殻の内部は複数の小部屋に分けれており、連室細管によってつながっていました。この標本では写真下部に連室細管の一部を見ることができます。細い管があるのがお分かりでしょうか。この管を通してガスと海水を殻全体に行き渡せていました。
それぞれの小部屋は隔壁(かくへき)によって区分されていました。隔壁はいわばアンモナイトの骨格とも呼べる存在です。この標本では半透明の石が入っている部分は本来は空洞でした。
アンモナイトは1万種類以上にも細分化できます。その歴史は非常に長く数億年にも及びます。我々人類の歴史は類人猿を含めても800万年ほどに過ぎません。アンモナイトは旧タイプと新タイプに分けることができます。主に古生代に棲息していたゴニアタイト、中生代に入り大発展をとげた狭義の意味でのアンモナイトの2つです。ゴニアタイトのほうがシンプルな構造をしていました。中生代に入って登場するアンモナイトらは、全身に棘を備えているものがいたり、一部の環境に特化して生息するものが現れるなど、徐々に厳しくなる外部環境(外敵の出現)に適応していました。白亜紀に入ると、モササウルスなどの強力な外敵が出現し、アンモナイトはその対処に迫られました。
こちらのアンモナイトは白亜紀に棲息していたもの。新型です。
殻の中の最も大きな部屋に軟体部が住み着いていました。住み着くといっても、軟体部と殻は一体化しており、その殻とともに一生を過ごしました。ヤドカリのように軟体部の成長にあわせて殻を変えることはありませんでした。
アンモナイトはよく知られているようでまだまだ謎多き生物の一つです。アンモナイトとその近縁種は白亜紀の終焉とともに絶滅しているため、彼らの生活スタイルについては、実はまだ良くわかっていないところがあります。現世の生物のタコやイカに近いと考えられているため、彼らと似せて復元されているものの、軟体部の完全な化石が何らかの形で発見されない限り、真の姿は見えてこないのかも知れません。
こちらは表側です。
中央でカットされていることが分かります。
ただ、ある程度分かっていることもあります。軟体部の奥にガスをためて、浮力を維持していたと考えられるため、奥側のほうを上にして浮かんでいたと考えられています。つまり軟体部が下にあり、腕をやや下側に伸ばすようにしていたのではないかと考えられています。
100円玉との比較。アンモナイトの殻の内部を楽しめる定番のカット&ポリッシュ標本です。一部が本来の通り中空担っている点にご注目ください。
商品スペック
商品ID | an1434 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | メノウ化が進んだ美しいマダガスカル産のアンモナイトのカット&ポリッシュ標本。中生代白亜紀。 |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径9.8cm 厚2.1cm |
商品解説 | メノウ化が進んだ美しいマダガスカル産のアンモナイトのカット&ポリッシュ標本。中生代白亜紀。 |
この商品を購入されたお客様のお声
素晴らしい、化石ありがとうございます。自宅の小屋を掃除したら、幼き頃わくわくして見ていた恐竜図鑑が出てきました。パラサウロロフスやブラキオサウルスが水の中で暮らしていたり、肉食恐竜が怪獣立ちしていたりと、二重の意味で懐かしく、憧れだったアンモナイトの化石を探していたら素晴らしい形のが売りに出ていたので、買わせていただきました。図鑑とともにわくわくと眺めて楽しみたいと思います。
長野県/男性
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。