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イングランド・ライム・レジス産!メノウ化したプロミクロセラスのマルチプレート標本/【an1426】
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こちらはイングランド・ドーセット産のプロミクロセラスの群集(マルチプレート)標本です。
プロミクロセラスといえば黄鉄鉱化した標本をよく目にします。むしろこちらのノーマルな標本のほうが新鮮に感じられます。イングランド南部の風光明媚な海岸沿いの街、ライム・レジス(Lyme Regis)で採集された標本です。
ピッチが狭い肋(ろく)、そして比較的ゆるい巻き方が、いかにもプロミクロセラスです。
ライム・レジス産のプロミクロセラスは一部がカルサイト化(白色になっている部分)しているのが特徴です。
黄鉄鉱化したプロミクロセラスの産地の多くはライム・レジスから東に進んだチャーマス(Charmouth)産です。地層の違いが化石の外観を大きく変える分かり易い事例の一つです。
ライム・レジス産の化石には白亜紀初期のものとジュラ紀初期のものがあります。2つの地層が折り重なっている珍しい地域です。地平線にたいして、上にあるのが白亜紀の地層で、明確な境界線を介して下にジュラ紀の地層が位置しています。こちらの化石はジュラ紀のものです。
この地域は化石採集のために公開されています。
珪酸塩鉱物に置換された半透明の美しいプロミクロセラス。この現象を一般にメノウ化と言います。
ライム・レジス産にしかない美しさがあります。
100円玉との比較。メノウ化したプロミクロセラスのマルチプレート標本です。
商品スペック
商品ID | an1426 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | イングランド・ライム・レジス産!メノウ化したプロミクロセラスのマルチプレート標本 |
産地 | Dorset England |
サイズ | 直径最大1.6cm 母岩含め全体15.7cm×7.7cm×厚2cm |
商品解説 | イングランド・ライム・レジス産!メノウ化したプロミクロセラスのマルチプレート標本 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。