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連室細管に色付けが!白亜紀オウムガイ化石、キマトセラスのスライスカット標本(Cymatoceras sp.)/【an1412】
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白亜紀のオウムガイ、キマトセラスを中央で割って磨いたインテリア化石です。
中央でスパッとカットされています。
そして丁寧に表面を磨くことで、殻の内部の構造を覗くことができます。
スライスカットは、アンモナイトやオウムガイの化石を楽しむ際の伝統的なスタイルの一つと言えるでしょう。
さて、殻の中央にグレイの管が通っているのがお分かりでしょうか。これは連室細管(れんしつさいかん)と言います。アンモナイトやオウムガイの殻の内部はいくつかの部屋に分かれています。その部屋はそれぞれ独立していますが、この連室細管によってつながっています。
合わせるとピッタリ。オウムガイは一般的なアンモナイトと比較すると厚みがあります。
さて、連室細管を通して、ガスや水分を出し入れすることができ、殻全体の密度を変化させ、浮力(あるいは沈下力)を得ることができたという説があります。
連室細管の部分だけ色が異なるのは、堆積後、入り込んだ物質が異なるためと考えられます。薄茶色の部分は土砂が固化したもの(珪酸塩鉱物)と考えて間違いないでしょう。
100円玉との比較。オウムガイの連室細管がここまで明瞭に分かる標本も少ないです。しかもナチュラルに色分けがされている・・・。ちなみに、一つのセプタ(部屋)の色がグレイになっていますが、この部分は連室細管ではありません。念の為。
商品スペック
商品ID | an1412 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 連室細管に色付けが!白亜紀オウムガイ化石、キマトセラスのスライスカット標本(Cymatoceras sp.) |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径6.7cm 厚4.5cm |
商品解説 | 連室細管に色付けが!白亜紀オウムガイ化石、キマトセラスのスライスカット標本(Cymatoceras sp.) |
オウムガイとは?
名前の由来
外観がオウムのくちばしに見えることから。英名はノーチラス(Nautilus)で、ギリシャ語の水夫に由来。
生きた化石
4億5000万年前~5億年前に誕生し、それから現在までほとんど進化していない。
眼
外側が平らになった独特の形をもつ。タコやイカのカメラ眼とは異なりレンズの構造がないため、視力はよくない。
食性
90本ほどの触手をもち、それぞれにあるシワに付着させる。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。