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ベリーレア!「アイヌの神」の名を持つ異常巻きアンモナイト、アイノセラス・カムイ(日本北海道産)/【an1410】
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こちらは日本・北海道産の異常巻きアンモナイト、アイノセラス・カムイの極上標本です。
はっきりと分かる搭状の異常巻きの形。
左にはイノセラムスもいますが、この標本の主役はあくまでアイノセラス・カムイです。
とはいえ、イノセラムスの保存状態も良好ですので、横から一枚撮影。
母岩は大きく頑丈です。北海道産アンモナイトの母岩は非常に固く、ラフカットでさえも一苦労します。
さて、話をアイノセラス・カムイに戻しましょう。まずこの神々しい名前。アイノセラスとはアイヌの貝という意味です。日本の絶滅固有種で、中生代白亜紀(カンパニアン)に棲息していました。若い頃には搭状に螺旋を巻き、中年期以降は徐々に平巻き化する、という面白い特徴を持っています。つまり、この標本は比較的若い個体と言えます。
見事に搭状に巻いていますね。
半分浮くようにクリーニングされているので、”巻き”の存在感が際立ちます。
この美しいアンモナイトの種名は「カムイ」です。カムイとはアイヌ語で神のこと。属種名を意訳しますと、「アイヌの神の貝」とでもなりましょうか。恐れ多い名前を頂いたものですね。
まさに日本の絶滅固有種であることが、名前からもすぐに分かる逸品です。
100円玉との比較。日本が誇るアンモナイト、アイノセラス・カムイです。成長段階であることを示す塔状の螺旋を巻いた極上の逸品です。
商品スペック
商品ID | an1410 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | ベリーレア!「アイヌの神」の名を持つ異常巻きアンモナイト、アイノセラス・カムイ(日本北海道産) |
産地 | 北海道 日本 |
サイズ | 母岩含め全体8.7cm×6cm×高5.9cm |
商品解説 | ベリーレア!「アイヌの神」の名を持つ異常巻きアンモナイト、アイノセラス・カムイ(日本北海道産) |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。