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ハーフカット標本の優等生、マダガスカル産のアンモナイトのクレオニセラスの磨き化石/【an1399】
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こちらはマダガスカル産のアンモナイト、クレオニセラスを中心で真っ二つにカットして、表面を丁寧に磨き上げた標本です。アンモナイトの殻の内部を楽しめる、最も伝統的な展示方法の一つと言って良いかもしれません。
シンプルに見た目が美しいため、インテリアとして楽しむコレクターがとても多く、特にヨーロッパでは、化石コレクター以外にも人気があります。
本品は表面を丁寧に磨き上げているため、光沢を備えています。このカット方法自体はさして珍しいものではありませんが、仕事の丁寧さにご注目ください。クオリティが違います。
アンモナイトの殻を内部を観察すると、骨格が存在することが分かります。白い部分です。これを隔壁(かくへき)と言います。
隔壁によっていくつかの部屋に分けられており、本体部分(軟体部)はもっとも外側に居ます。残念ながら軟体部は化石として残ることはありません。
軟体部と殻は完全に一体化されていました。ヤドカリは体の成長に合わせて殻(貝)を変えることが知られています。アンモナイトは一生一つの殻とともに成長していきます。
波打つ隔壁が美しい。隔壁と殻の内部のコントラストが素晴らしい標本です。隔壁で包まれる部分は本来空洞です。しかし、化石になる段階で土砂が入り込み、続成作用により長い間圧力を受けた結果、化石化しました。メノウ化しています。
このタイプの標本はカットしたときの美しさが全てです。いくら磨いても、もとの状態が優れていなければ、このような標本にはなりません。
アンモナイトは中心部(ヘソ)から外に向かって成長していきます。
ここがヘソです。生まれた時点では中心部しか存在しません。
数あるハーフカットタイプの標本のなかでも、非常に状態の良い化石です。
こちらは裏面です。密巻きタイプのクレオニセラスらしい形。
100円玉との比較。手頃なサイズなので、展示する場所を選びません。コレクションスペースはもちろんのこと、インテリアとして飾るのもおすすめです。茶系なので、へんに主張することもなく、基本的にどこでもマッチします。
商品スペック
商品ID | an1399 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | ハーフカット標本の優等生、マダガスカル産のアンモナイトのクレオニセラスの磨き化石 |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径8.5cm 厚2.2cm |
商品解説 | ハーフカット標本の優等生、マダガスカル産のアンモナイトのクレオニセラスの磨き化石 |
この商品を購入されたお客様のお声
とってもきれいなアンモナイト。形がしっかり。線もはっきり。気に入りました。
千葉県/男性
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。