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巻きのしっかりしたカロセラス・ジョンストニ/【an139】
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巻きがしっかりしているカロセラス・ジョンストニの登場です。このぐるぐる巻きをご覧ください。
肋の模様が細やかで美しいですね。外側の広い部分にあたる側面がとくに遊色しています。
レッド系で、濃いオレンジやときにはグリーンがアクセントになっています。
巻きのきつさも、色の出方もカロセラスらしい、お手本のような標本。
母岩はスクエアにカットされています。中央に6.5cmのイギリスアンモナイトが堂々と鎮座しています。
一瞬、フィロセラスと見間違うような色合い。濃いブラウン色を帯びたこのような落ち着いた配色も楽しめます。
正面から。このように黄土色ともカッパー色ともとれる色がお目見えします。
ときどき表面の殻のくびれが極端に幅があったり、厚みが生まれている箇所がありますね。これは、アンモナイトの殻が大きくなる過程で、一時的に成長が止まったことを示しています。アンモナイトは、成長するにつれ、縁(へり)から新しい殻が作られていくという特徴を持っています。
ヘソ部分は肋の溝が割合均等ですから、順調に新しい殻を作って成長していたことが分かります。
鑑賞するには十分なサイズ。
こういったダークな色調も楽しんでいただきたいです。光を当てる角度を傾けてみてみてくださいね。
巻きのしっかりしたカロセラス・ジョンストニでした。
商品スペック
商品ID | an139 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | 巻きのしっかりしたカロセラス・ジョンストニ |
産地 | England |
サイズ | 本体直径最長部6.5cm 母岩 10cm×8cm×2cm |
商品解説 | 巻きのしっかりしたカロセラス・ジョンストニです。 本標本は黄土色、カッパー色から、赤、緑へとさまざまに変化する色を楽しめる標本です。 6.5cmの大きめの標本がスクエアの母岩に中央に配置され、きちんと感を出してくれています。 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。