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直径5センチの大ぶり、かつ両面欠けなく遊色する優秀標本です。ロシアジュラ紀を代表するアンモナイト(Quenstedtoceras)/【an1360】
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直径5センチと、同種の中ではかなり大振りなクエンステッドセラスが登場しました。欠けのない殻、流れるような肋模様に沿って遊色するエレガントなアンモナイトです。
クエンステッドセラスは、ロシアを代表するイリデッセンスアンモナイト種です。本標本は、両面ともに欠けがなく、しかも同クオリティで遊色する優秀標本です。
暖色系中心に、レッド、ピンク、オレンジ、イエロー、グリーンのカラーが殻表面を包みます。温かみのある色調です。
手の平との比較。クエンステッドトセラス種で直径が5センチというのは大ぶりにあたる標本です。見た目より重みがあり、優美な見た目に反して触るとずっしり頑丈です。
素晴らしい虹色を呈します。
優美な曲線は、狭いピッチの肋模様からきています。厚さに比べて、表面が広い扁平な形の特徴をもっている本種ですが、腹側(アンモナイトの外縁部)から真正面にして見ると、肋がVの字状になって集約しており、これまたとても面白い模様をしています。
断面は堆積物で埋まっています。
断面から見ると、平たいアンモナイトであることがわかります。Vの字ラインも確認できます。
遊色アンモナイトといえば、カナダのアンモライトにはじまり、イングランド産のカロセラスやフィロセラス、マダガスカルのクレオニセラスなど、多くの有名な産地がありますが、ロシアも大変良質な遊色標本が出ることで知られています。
こちらの遊色アンモナイトは、カナダ産アンモライトのような鮮やかな色というよりは、優雅で幻想的なカラーイメージがぴったりときます。イングランド産で言えば、カロセラスというよりはフィロセラスのような輝きのイメージ。柔らかく浮かび上がるような輝きを有しています。
ピンクからグリーン、特に素晴らしい色が見られます。
いかがだったでしょうか。ロシアジュラ紀を代表する種です。遊色標本をお探しの方で、サイズも質も譲れないという方はこちらです。
商品スペック
商品ID | an1360 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | 直径5センチの大ぶり、かつ両面欠けなく遊色する優秀標本です。ロシアジュラ紀を代表するアンモナイト(Quenstedtoceras) |
産地 | Russia |
サイズ | 直径5cm |
商品解説 | 直径5センチの大ぶり、かつ両面欠けなく遊色する優秀標本です。ロシアジュラ紀を代表するアンモナイト(Quenstedtoceras)形もよく、両面が同クオリティで輝きます。直径5センチという大きなサイズでこれほどの輝きを保つ標本は希少です。 |
この商品を購入されたお客様のお声
化石初心者です。ロシア産Quenstedtocerasを初めて購入させて頂きました。1億年以上超えて虹色に輝くアンモナイトに魅了されています!
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。