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ゆる巻きの代表格、アンモナイト、ダクチリオセラス/【an1286】
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ヘビがとぐろを巻いたようなゆる巻き状のアンモナイト。ダクチリオセラス属に分類されます。ダクチリオセラス属のアンモナイトは、ジュラ紀に大繁栄した属の一つです。このアンモナイトはイギリス・ヨークシャーで採集されたものですが、ドイツ・ホルツマーデン等でも上質の標本が採集されます。
特に現在のヨーロッパ周辺の海域で多く採集されます。
こちらは裏面です。ノジュールの片側となっています。
ダクチリオセラス属のアンモナイトはその外観からすぐにそれと判別ができます。肋(ろく)が発達しており、巻き方がゆるいのが特徴です。巻き方については、コラム「正常巻きアンモナイトの巻き方 ~密巻きとゆる巻き~」を御覧ください。ゆる巻きの逆の巻き方を密巻きと言います。アンモライトとして知られるプラセンチセラス等は密巻きの代表格です。
100円玉の比較。直径最大部6.7cmの立派な標本です。
商品スペック
商品ID | an1286 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | ゆる巻きの代表格、アンモナイト、ダクチリオセラス |
産地 | England |
サイズ | 本体直径6.7cm |
商品解説 | ゆる巻きの代表格、アンモナイト、ダクチリオセラス |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。