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白亜紀北海道産、異様な異常巻きアンモナイト、ティプロモセラスの殻のカーブ部分。/【an1277】
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白亜紀後期の異常巻きアンモナイトの一つ、ディプロモセラス科のアンモナイトの殻のカーブ部分です。
このディプロモセラス科のアンモナイトは異常巻きアンモナイトの一つとして知られていますが、その巻き方はまさに異常。異常巻きアンモナイトのなかでも、特に変わっています。3回の180度の急激なカーブを描きながら、それ以外は真っ直ぐ伸びるという、不思議な殻の計上をしています。
この化石はその3回の急激なカーブの一区角というわけです。180度、急激に曲がっているのがはっきりと分かりますね。
そして、肋(ろく)模様も明確に残されています。かなり凹凸の間隔が狭いようです。
180度カーブしたUの字型。
こちらには房の出入り口が見えますね。
2010年に北海道夕張市大夕張産であることが、明確に記載されています。
100円玉との比較。このディプロモセラスは、成体になると、殻の全長が2mから3mに達する大きなアンモナイトでした。
商品スペック
商品ID | an1277 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 白亜紀北海道産、異様な異常巻きアンモナイト、ティプロモセラスの殻のカーブ部分。 |
産地 | 北海道 日本 |
サイズ | 本体カーブ直径16.5cm 母岩含め全体 9.6cm×6.9cm×8.8cm 715g |
商品解説 | 白亜紀北海道産、異様な異常巻きアンモナイト、ティプロモセラスの殻のカーブ部分。2方面に安定し、2パターンの展示が可能です。中生代白亜紀サントニアン期、夕張市大夕張産。 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。