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殻のなかの小部屋が美しい!アンモナイトのスライスカット標本/【an1276】
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アンモナイトの殻を中央で、半分にカットした標本です。内部の小部屋がきれいに別れているのがよく見えます。
アンモナイトの殻の内部は、中空にはなっておらず、このように小部屋に分かれていました。小部屋同士は壁で仕切られ、連室細管と呼ばれる細い管だけで繋がっていました。そのうち、アンモナイトの軟体部分が棲むのは、最も外側のお部屋。
このあたりのセクションは、小部屋がしっかりと分かれています。小部屋の中は本来空洞ですが、堆積時に、土砂などが入り込んで固化しました。したがって、仕切りの部分はアンモナイトの骨格で、その中の半透明の物質は土砂ということになります。
長石、斜長石、石英、雲母といった珪酸塩鉱物が堆積した結果、美しい半透明の模様ができあがったようです。
後側。スタンド置きで安定します。
純粋に美しい標本です。
直径最大部9.5cm。なかなかのサイズですよ。
100円玉との比較。シックで落ち着いた色合いなので、インテリアとしておすすめします。毎日見ても飽きないタイプの標本です。
商品スペック
商品ID | an1276 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 殻のなかの小部屋が美しい!アンモナイトのスライスカット標本 |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径9.5cm |
商品解説 | 殻のなかの小部屋が美しい!アンモナイトのスライスカット標本 |
この商品を購入されたお客様のお声
何度目かの購入になります。化石セブンさんは、ホームページでの一つ一つの化石の紹介に愛情を感じるので、化石の紹介を見るのも買うのも楽しいです。今回のアンモナイトのカット標本は、落ち着いた上品な色味と形の美しさに惹かれて購入しました。いつも素敵な化石をありがとうございます。
山形県/女性
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。