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ダクチリオセラス(Dactylioceras sp.)典型的なノジュール化石/【an1264】
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イングランド産の典型的なダクチリオセラスのノジュール化石です。
化石が古代の生物であるとまだ信じられていなかった頃、ダクチリオセラスの化石はヘビが石になったものと考えた人もいたそうです。とぐろを巻いた姿に見えなくもない?
この化石はもとは一つの石の塊。それをハンマーで割ると、写真のように2つに分割された模様。このタイプの化石をノジュールと言います。本標本は、ネガ(へこんでいる側)とポジ(膨らんでいる側)が1セットとなっています。
こちらはネガティブサイド。化石の型(かた)が取られた格好になっています。
こちらは化石本体の側(ポジティブサイド)です。
2つ合わせると、外観はこのような石に。
ノジュールはハンマー等で叩くと、弱い部分で割れ目が入ることが多いです。
100円玉との比較。ノジュールの産状がよく分かる標本です。学習用にも。
商品スペック
商品ID | an1264 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | ダクチリオセラス(Dactylioceras sp.)典型的なノジュール化石 |
産地 | Witby Yorkshire, England |
サイズ | 本体直径6.6cm |
商品解説 | ダクチリオセラス(Dactylioceras sp.)典型的なノジュール化石 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。