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人気の黒ジュラ。ジュラ紀を代表するアンモナイト、ダクチリオセラス(Dactylioceras commune)/【an1260】
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ドイツ・ホルツマーデン産のダクチリオセラス。ジュラ紀を代表するアンモナイトです。ホルツマーデンは南ドイツ有数の化石産地の一つです。最もよく知られているのは、白い石灰岩でおなじみのゾルンフォーフェンでしょう。続いて、こちらのホルツマーデン。黒い母岩がトレードマークです。ゾルンフォーフェンの白い母岩にたいして、ホルツマーデンの黒は、黒ジュラと呼ばれるほど、人気があります。始新世の化石を産することで有名なメッセルも南ドイツの有名産地の一つです。
黒い母岩に鎮座するアンモナイトはダクチリオセラスです。恐竜時代のジュラ紀を代表するアンモナイトで、非常に細い肋(ろく)で知られています。肋(ろく)とは本来アバラ骨を表す言葉で、アンモナイトの殻に断続的に刻まれた脈のことを指します。
全体が残されています。
ヘソまで残っています。ホルツマーデンはこうしてアンモナイトだけでなく、イクチオサウルス、プレシオサウルスといった海生爬虫類の化石を産することで有名です。1億8千万年前の海がそのまま化石になったかのような産地なのです。
裏面はほぼ平らです。平置き可。
ダクチリオセラスは、イングランドのヨークシャーをはじめ、世界中のジュラ紀の地層で採集される属です。世界規模で見て、発展した秘密がこの殻の形に隠されているのかもしれませんね。
100円玉との比較。本体直径最大部6cm強。平均的サイズです。人気のホルツマーデン産の黒ジュラ化石です。
商品スペック
商品ID | an1260 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | 人気の黒ジュラ。ジュラ紀を代表するアンモナイト、ダクチリオセラス(Dactylioceras commune) |
産地 | Holzmaden, Germany |
サイズ | 本体最大直径6.3cm 母岩含め全体12.5cm×9.8cm×厚0.7cm |
商品解説 | 人気の黒ジュラ。ジュラ紀を代表するアンモナイト、ダクチリオセラス(Dactylioceras commune) |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。