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二本木アンモナイトコレクション、キッチナイテス(Kitcinites)/【an1201】
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二本木アンモナイトコレクションの1点。北海道小平オビラシベ川で採集されたキッチナイテスです。
母岩を残した味わいのある標本。
土台になる母岩を下にして、このように展示できます。
薄い殻を慎重にクリーニング。クリーニングの難易度が高い標本です。
本体直径8cm。中々のサイズ。
ヘソまでクリーニングされています。北海道アンモナイトのクリーニングは本当に骨の折れる作業です。
北海道アンモナイトといえば、総じて複雑でグロテスクな縫合線を楽しめることでよく知られています。本標本も縫合線が露出している箇所があります。
縫合線(ほうごうせん)とは、アンモナイトの殻の内部を仕切る隔壁(かくへき)が外に現れた部分です。
ほぼ全体を見渡せる標本です。北海道は世界的に見てもアンモナイトの一大産地です。アンモナイトコレクターなら必ず一つは抑えておきたい産地です。
このように展示することも可能です。
母岩の底面はラフにカットされていますが、こちらを底面にしても、十分に安定します。
100円玉と比較。決して玉数が多くないキッチナイテスの全景をしっかり見渡せる、高品位標本です。薄い殻が丁寧にクリーニングされています。
商品スペック
商品ID | an1201 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 二本木アンモナイトコレクション、キッチナイテス(Kitcinites) |
産地 | 北海道 日本 |
サイズ | 本体直径8cm 母岩含め全体 10.9cm×6.5cm×7cm |
商品解説 | 白亜紀サントニアン期~コニアシアン期北海道 小平 オビラシベ川デスモセラス科のハウエリセラスに近い標本で、殻が薄いためクリーニングが難しいが、特徴を全体で観察できる標本。 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。