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大きい!19cm!古生代の異常巻き頭足類、リツイテス(Lituites)/【an1194】
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こちらは本体計測で19cmに達する大きなリツイテスです。リツイテスは一見すると異常巻きアンモナイトのようですが、正確には古生代オルドビス紀に生息していたオウムガイの仲間なのです。
オウムガイは現世にも生息する非常に息の長い生物です。”生きた化石”としても知られていますね。初期はオウムガイは、アンモナイトよりも古くから生息していたのです。オウムガイやアンモナイトの仲間を頭足類と言いますが、頭足類の時代変遷について、まとめたコラムがありますので、「かたちから学ぶアンモナイトの仲間たち」をご覧ください。
リツイテスの最大の特徴はこの形。いわゆる正常巻きに対する異常巻きの頭足類として知られています。殻をもった頭足類は一般に、ぐるぐると何重にも巻いた形の生物が多いのですが、本標本は途中まで巻いて、途中から真っすぐ伸びています。
開口部。軟体部が棲息していたところですね。このまっすぐの殻自体は、決して珍しいものではありません。古生代の頭足類のなかにはディスコソーラス、オルソセラス、バクトリテスなどまっすぐの殻を持つ生物が少なくありません。ただ、巻きと直線が共存している生物は、古生代には珍しいと言わざるを得ません。その意味で、リツイテスは変わった形をしていると言えるでしょう。
頭足類の仲間は、巻きの中央点から成長を始めます。
裏面は平らに整形されていますので、平置きが可能です。
このような異常巻きの殻を持つ頭足類はむしろ中生代白亜紀の後期によく見られます。つまり時代が新しくなってから比較的散見されるようになったのです。古生代の異常巻きは、イレギュラーな存在と言えるでしょう。
100円玉との比較。この標本は直線計測で19cmと非常に長く、立派です。
商品スペック
商品ID | an1194 |
---|---|
年代 | 古生代オルドビス紀(5億500万 -- 4億4600万年前) |
学名 | 大きい!19cm!古生代の異常巻き頭足類、リツイテス(Lituites) |
産地 | 中国、湖南省 |
サイズ | 本体直線距離19cm / 母岩含め全体 幅20.8×奥行4.7×厚1.8cm |
商品解説 | 大きい!19cm!古生代の異常巻き頭足類、リツイテス(Lituites) |
この商品を購入されたお客様のお声
今回は複数購入しましたが、どれも素晴らしいものです。また、購入させていただきます。
兵庫県/男性
オウムガイとは?
名前の由来
外観がオウムのくちばしに見えることから。英名はノーチラス(Nautilus)で、ギリシャ語の水夫に由来。
生きた化石
4億5000万年前~5億年前に誕生し、それから現在までほとんど進化していない。
眼
外側が平らになった独特の形をもつ。タコやイカのカメラ眼とは異なりレンズの構造がないため、視力はよくない。
食性
90本ほどの触手をもち、それぞれにあるシワに付着させる。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。