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黄鉄鉱化✕遊色!ロシア産アンモナイトクエンステッドトセラス/【an1182】
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ロシア産黄鉄鉱化アンモナイト、クエンステッドセラスです。殻表面には遊色が現れる点にもご注目下さい。
黄鉄鉱が豊富な環境で堆積したため、殻全体が黄鉄鉱によって置換された化石です。一般に黄鉄鉱化アンモナイト、あるいはパイライトアンモナイトと呼ばれています。黄鉄鉱化アンモナイトは世界中の産地で採集され、産地ごとに特徴があります。
本標本の特徴は表面に黄鉄鉱の鈍い金色とは別の色が現れる点です。これを遊色と言います。光の干渉(かんしょう)により、アンモナイトの殻が様々な色に輝きます。
写真中央に緑から赤のグラデーションが出ているのが見えるでしょうか。
直径最大部3cm弱。
両面ともに同程度の保存状態。どちらを表にしても展示に耐えられます。
ヘソ(アンモナイトの中央の成長起点)まで保存されています。
こちらの面も同様にヘソが残っています。ヘソは欠損しやすい部位です。
遊色をいろいろな角度から撮影しました。撮影面や角度によって微妙に色の変化しているのをご覧ください。
美しい遊色が全面に現れた角度。
100円玉を一回り大きくしたサイズ。金属質の殻に遊色が現れる、非常に面白い標本です。ぜひ光が当たるように展示してみて下さい。回転台に載せて展示すると、色がダイナミックに変化して面白いです(回転台はお買い求め下さい。)。
商品スペック
商品ID | an1182 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | 黄鉄鉱化✕遊色!ロシア産アンモナイトクエンステッドトセラス |
産地 | Russia |
サイズ | 直径2.9m |
商品解説 | 黄鉄鉱化✕遊色!ロシア産アンモナイトクエンステッドトセラス |
この商品を購入されたお客様のお声
とにかくヘソが綺麗で、肉眼だと厳しいくらいに細かいです。ヘソでかなり印象が変わるものですね。販売済の商品にはもっとカラフルで輝きの強い物もありますが、本標本も画像より多色を呈し濃く艶やかです。開口部も紫に妖しく輝きます。直径2.9cmという数字以上に存在感があります。
東京都/男性
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。