にわかにはその価値が分からない化石。二本木コレクション。国産アンモナイト「テトラゴニテス」 アンモナイト 販売

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にわかにはその価値が分からない化石。二本木コレクション。国産アンモナイト「テトラゴニテス」/【an1165】

にわかにはその価値が分からない化石。二本木コレクション。国産アンモナイト「テトラゴニテス」/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)【an1165】

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にわかにはその価値が分からない化石。二本木コレクション。国産アンモナイト「テトラゴニテス」(その1)

二本木コレクション。国産のアンモナイト「テトラゴニテス」です。この標本は、この角度から見ているだけでは、標本の価値が十分伝わらないのです。

にわかにはその価値が分からない化石。二本木コレクション。国産アンモナイト「テトラゴニテス」(その2)

最初の写真の裏側に存在する別のアンモナイトの写真がこちら。いったい、何がどうなっているのか、想像できるでしょうか?

にわかにはその価値が分からない化石。二本木コレクション。国産アンモナイト「テトラゴニテス」(その3)

何やら双つの頂部が向かい合っていますね。

にわかにはその価値が分からない化石。二本木コレクション。国産アンモナイト「テトラゴニテス」(その4)

写真左側のアンモナイトの横に、先程の不思議な構造があります。これは、非常に珍しいアンモナイトの”ネガ”化石なのです。アンモナイトが死ぬと、軟体部から発生するアンモニアと周辺環境のカルシウムが結びついて、ノジュールを形成します。その後、ノジュールの一部が割れ、アンモナイトの殻の部分が何らかの原因で流出してしまった結果、ノジュールだけが残された、というわけなのです。アンモナイトの殻の外に粘土をどんどん足していって丸くしたのち、その一部に穴が空き、中からアンモナイトの本来の殻が流れ出たというと分かりやすいでしょうか。滅多に見ることができない希少な産状です。

にわかにはその価値が分からない化石。二本木コレクション。国産アンモナイト「テトラゴニテス」(その5)

こちらから見ると、テトラゴニテスですが、その裏には・・・。

にわかにはその価値が分からない化石。二本木コレクション。国産アンモナイト「テトラゴニテス」(その6)

何とも不思議なネガ化石があるのです。あの2つの頂部はヘソを型どったものなのです。※アンモナイトの中心の渦のことをヘソと言います。

にわかにはその価値が分からない化石。二本木コレクション。国産アンモナイト「テトラゴニテス」(その7)

この角度から見ると、たしかにノジュールらしい風体ですね。ノジュールとは、有機物を含む丸い石のことで、ハンマーでたたくと、パカっと割れます(中に化石を含んでいる場合が多い)。

にわかにはその価値が分からない化石。二本木コレクション。国産アンモナイト「テトラゴニテス」(その8)

ノジュールは、このように丸く成ることが多い。

にわかにはその価値が分からない化石。二本木コレクション。国産アンモナイト「テトラゴニテス」(その9)
にわかにはその価値が分からない化石。二本木コレクション。国産アンモナイト「テトラゴニテス」(その10)
にわかにはその価値が分からない化石。二本木コレクション。国産アンモナイト「テトラゴニテス」(その11)
にわかにはその価値が分からない化石。二本木コレクション。国産アンモナイト「テトラゴニテス」(その12)

まるで洞窟のように開いた穴。ノジュールがこのように割れることは珍しいです。ましてアンモナイトのネガ化石は珍しいですね。

にわかにはその価値が分からない化石。二本木コレクション。国産アンモナイト「テトラゴニテス」(その13)
にわかにはその価値が分からない化石。二本木コレクション。国産アンモナイト「テトラゴニテス」(その14)
にわかにはその価値が分からない化石。二本木コレクション。国産アンモナイト「テトラゴニテス」(その15)
にわかにはその価値が分からない化石。二本木コレクション。国産アンモナイト「テトラゴニテス」(その16)
にわかにはその価値が分からない化石。二本木コレクション。国産アンモナイト「テトラゴニテス」(その17)

巻き貝の化石と見間違えてもおかしくないですね。まじまじと見ると、アンモナイトのヘソを型どったものであることが分かってきます。

にわかにはその価値が分からない化石。二本木コレクション。国産アンモナイト「テトラゴニテス」(その18)

100円玉との比較。非常に珍しい産状を示した二本木コレクションです。これぞマニア向け標本。

ネームカード

商品スペック

商品ID an1165
年代 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
学名 にわかにはその価値が分からない化石。二本木コレクション。国産アンモナイト「テトラゴニテス」
産地 北海道 日本
サイズ 8.2cm×6.8cm×6.2cm
商品解説 北海道 羽幌 逆川にて採集。縫合線も確認できるテトラゴニテスアンモナイト。更に住房の中、及び何かの原因で、化石が消失した状態の空洞が観察できる珍しい標本。

地質年代

弊社で販売している標本の種名の同定について

アンモナイトとは?

名前の由来

古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。

アンモナイト

画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org

食性

口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。

サイズ

数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。

どんな生き物?

カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。

アンモナイト

画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org

北海道でよく獲れる理由

北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。

生態

殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。

アンモナイトの基本構造

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かたち”から学ぶ、アンモナイトのなかまたち

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