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イリデッセンスとパイライト化を高いレベルで兼ね備えるロシア産アンモナイト、クエンステッドセラス/【an1069】
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ロシア産のパイライト化したアンモナイト、クエンステッドセラスのご紹介です。パイライトとは和名で黄鉄鉱。渋い黄金色を放つ鉱物で、金属光沢を持ちます。
この標本は、さらにイリデッセンスと呼ばれる遊色効果を併せ持っています。イリデッセンスとは写真のように、光が殻の層に干渉すると、さまざまな色を呈する現象のことで、アンモナイトの本来の殻の層が破壊されずに残されていることを示すものです。イリデッセンスを確認できるというのは、保存状態が大変優れていることにほかなりません。パイライト化とイリデッセンスの両面を備えた、大変希少な標本です。
このアンモナイトがもとよりパイライトの殻を備えていたわけではありません。死に絶えた後、殻がパイライトが多い環境であったため、徐々に本来の成分と入れ替わること(置換)でこのような姿になりました。
イリデッセンスによる呈する赤が、パイライトの金属光沢と合わさって、ほかでは見られない独特の光の質となっています。
イリデッセンスの特徴として、光の当たる角度によって、呈する色が変化する、というものがあります。虹色のグラデーションが見えますね。希少です。
本品は、アンモナイトのへそ(中央)の部分がぽっかりと空洞になっていて、ユーモラスな雰囲気です。
標本の角度を変えてお楽しみください。すばらしいイリデッセンス!
パイライト化されたアンモナイトで、ここまで優美なイリデッセンスを持つ標本は珍しいです。
イリデッセンスとパイライト化という特徴を、いずれも高いレベルで兼ね備えている、希少な標本です。
商品スペック
商品ID | an1069 |
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年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | イリデッセンスとパイライト化を高いレベルで兼ね備えるロシア産アンモナイト、クエンステッドセラス |
産地 | Russia |
サイズ | 本体最大部3.4cm |
商品解説 | イリデッセンスとパイライト化を高いレベルで兼ね備えるロシア産アンモナイト、クエンステッドセラス |
この商品を購入されたお客様のお声
素敵な化石をありがとうございます。小さい化石なのに、とても存在感があって感動しました。珍しさに惹かれて買ったのですが、写真よりはるかに美しい現物を見て、手に入った喜びを心から感じています。おまけの化石も嬉しかったです。
山形県/女性
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。