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虹色に輝くマダガスカル産光るアンモナイト/【an1035】
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赤から青まで、虹色に輝くイリデッセンスアンモナイトをご紹介します。両面輝く光るアンモナイトです。
アンモナイトは白亜紀に絶滅した頭足類です。現生のイカやタコの近い仲間で、およそ3億5000万年も地球の海に生息した生き物です。アンモナイトの化石には、ご覧のように表面の殻が真珠光沢(イリデッセンス)する標本が存在します。
反対側。こちらも同様のクオリティできれいに光りますね。こういった光る標本は圧倒的に数が少ないのですが、見つかるアンモナイト化石の中にはこのような幻想的な色合いをみせてくれるものが存在します。こういった現象は真珠光沢、あるいは遊色効果と呼ばれます。
なぜアンモナイトがこのような輝きをみせるのでしょう?それは、殻表層にある、キチン質呼ばれる層と、アラゴナイトと呼ばれる層が交互に重なっていることに起因します。2つの異なる層に光が通ると、その層はそれぞれ光を屈折させます。厚さが異なる薄い層が交互に重なっている多重構造がバラエティに富む色を生み出すんですね。
人が対象物を見る角度や、光が対象物に当たる角度によって、色やその彩度が変化する光学的な現象すべてを、イリデッセンス(iridescence)と言いますので、イリデッセンスはアンモナイトの殻に限った現象ではありません。
直径は3.5センチ。小さすぎず、大きすぎないコンパクトサイズ。
断面は堆積物で埋まっています。
手元でアンモナイトをくるくる回しながら鑑賞すると、万華鏡のような色合いの移ろいを味わうことができますよ。
肋に沿って光が流れるように変化します。マダガスカル産白亜紀の光るアンモナイトです。
商品スペック
商品ID | an1035 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 虹色に輝くマダガスカル産光るアンモナイト |
産地 | Madagascar |
サイズ | アンモナイト直径3.5cm |
商品解説 | 虹色に輝くマダガスカル産光るアンモナイト |
この商品を購入されたお客様のお声
まずはじめに、包装がとても丁寧で好印象でした。化石のクオリティも申し分なく、非常に満足です。また利用したいと思います。
神奈川県/女性
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。