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ロシア産パイライト化した群集アンモナイト/【an100】
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ロシア西部のコストロマ地方で採集された、パイライト化(黄鉄鉱化)した群集アンモナイト化石の登場です。
中央上と左下のアンモナイトは特に美しく遊色しています。
赤ピンクの穏やかな美しい色の流れに注目。
そしてこちは黄緑の色調で心を和ませてくれます。
3Dクリーニングが施されています。凹凸がしっかり感じられる美しい肋ですね~。
正面から見て左裏のアンモナイトはこのように外殻が割れています。一見残念!と思うのですが、よーく見ると、内部の構造がどうなっているかが見えるではありませんか。いやいやこれはこれでいいみたいです。
内側の壁のような隔壁の配列がしっかり見てとれます。
こんな風にアンモナイトを金色に輝かせる黄鉄鉱とは何か?黄鉄鉱は、硫化鉱物の一種で、鉄と硫黄の化合物です。硫化物のグループには白鉄鉱や磁硫鉄鉱などがあるのですが、この黄鉄鉱(パイライト)が最も一般的で、火山岩や堆積岩にはよく含まれているんです。
地中に保存されたアンモナイトに酸化水と微生物が上手く作用し、アンモナイトの殻の組織に黄鉄鉱が染み込んで結晶化したのですね。裏側から見てもきれいです。パイライト化したアンモナイトがひしめき合っています。
実は画像中央にクリスタル化した石英がドン!と座っております。アンモナイトに目を奪われていたら気づきませんよ。パワーある石がもれなくついているとは、なんてラッキーな標本でしょうかっ。
黄鉄鉱は叩くと火花が出るので、昔は火打石として用いられていたようです。昔から火は邪気をはらう象徴として存在していたので、転じて、黄鉄鉱があると「危険を回避できる」ということで、景気づけの役割りもはたしていたようです。また、この黄金の色から、金運がよくなるなんていう方もいらっしゃるとか。。。
でもですよ、確かにこんなにきれいな金色ですが、「完全に金」というわけではないのですね。昔、金を発掘していた炭鉱者が、黄鉄鉱を発掘しては金と間違い、果てについた黄鉄鉱の異名が「愚か者の金」です。こんなに美しいのにそんな言われ方があるでしょうか。。。
黄鉄鉱として、この純粋な真鍮色の美しさを評価していただきたい。そう思ったはずです。誰が?そう、黄鉄鉱自身がです。
だって、あの金にも表現できない優美さを持っていますよ。この色ですもの。ちなみに、本標本ロシアンアンモナイトは、ジュラ紀中期、カロビアン時代のものです。
それにしてもロシアのアンモナイトは質が高いですね。見つかる種類の豊富さと美しさから、ロシアンアンモナイトの注目度は以前高いようです。ロシア人が収集家としても世界から評価が高く、標本を制作する側からも高度な技術を持っているということにも起因しているからかもしれません。
商品スペック
商品ID | an100 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | ロシア産パイライト化した群集アンモナイト |
産地 | Russia |
サイズ | 本体最長部13cm(土台から頂点への計測) |
商品解説 | ロシア産のパイライト化(黄鉄鉱化)したアンモナイトの登場です。 本標本はジュラ紀中期の地層で採集されました。アンモナイトで種名はLamberticeras lambertiです。 母岩が三角錐のような形をしており、飾りやすく、安定もしやすい形になっています。 黄鉄鉱化した真鍮色の輝きを楽しみたい方に。 |
この商品を購入されたお客様のお声
以前からホームページを拝見し、メールマガジンを楽しみにしておりました。掲載される標本の写真を見て、化石図鑑と見比べていましたが、購入したのは今回が初めてです。一目見て「これは欲しいな…絶対に」と思い、即購入してしまいました。これが人生初の化石標本です。発送も迅速なご対応をいただき、手元に届くのが早かったです。ドキドキしながら開封しました。オーロラのような光沢のある美しい標本です。母岩もきれい。大満足です。これからもホームページやメールマガジンを楽しみにしています。
東京都/女性
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。