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花満開!菊模様で彩られた、美麗アンモナイト/【an090】
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これほどきれいな菊葉模様はあまり見られません!これほど繊細な縫合線が見られるなんて、とってもラッキーなアンモナイトです。
誰かが絵筆で描いたかのような模様。いえいえ、れっきとした自然物です。
この模様、どうやってできるかご存知でしょうか?
?アンモナイトの殻の中には、気房(きぼう)とよばれる構造があります。気房は隔壁(かくへき)とよばれる薄い壁によって仕切られていて、これによってガス交換を行なって浮力を調節しています。この隔壁のヒダは、殻の本体とぶつかり合う部分で複雑に折れ込むといった特徴があるんです。このヒダが、我々には菊葉模様となって表面に見えるというわけです。
ちなみに、なぜ隔壁がこんなにも複雑に織り込んだ形状になるかというと、殻の強度を高めたり軽量化をはかるためです。波模様のほうが強度が高まるという事実は、ダンボールの芯部分や波板をご覧になった方はご存知でしょう。
アンモナイトは、本能的にそれを知り、進化して波模様を複雑化していったというわけです。我々は、アンモナイトの芸術的価値をこの縫合線に見出していますが、アンモナイトにとっては、必死に生き伸びるため施した結果だったというわけです。
アンモナイトの縫合線は、例外はありますが一般的に時代が新しくなるほど模様が複雑化していったとされています。アンモナイトが生き延びるための格闘ぶりが、この菊模様に滲み出ているんですねぇ。。。
光の角度によってはこんなきれいなキャメル色にもなるんですよ、
何だか美味しそうな飴のようにも見えてきました。。。
中心のオパール化がアクセントになっていいですね。
厚みが2cmもありますから、結構見た目よりも重さがあります。
端の端まで模様がくっきり出ています。
磨きあげられたアンモナイト。手のひらに収めて、撫で撫でしてみてください。つるつるして気持ちいい!
小ぶりながらこの質。縫合線の美しさをとるなら、これに決まりです!
商品スペック
商品ID | an090 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 花満開!菊模様で彩られた、美麗アンモナイト |
産地 | Madagascar |
サイズ | 最長部 4cm / 厚さ 2cm |
商品解説 | 中心がオパール化した、菊模様がはっきり出たアンモナイトの登場です。 本標本の特徴は、全面にはっきり現れた縫合線の菊模様の美しさです。 また、中心部分がオパール化しています。 小ぶりながら、アンモナイト鑑賞の楽しみを一つに集約したような、優秀アンモナイトです。 4cmの長さに対して2cmの厚みがある、比較的コロンと丸みを帯びた標本です。 |
この商品を購入されたお客様のお声
今回初めて購入させていただきました。小ぶりながらしっかりした厚みがあり、なんと言っても見れば見るほど見事な菊葉模様です。縫合線の魅力ばっちり!大満足です。
兵庫県/男性
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。