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古生代ペルム紀の異常巻きオウム貝リツイテス/【an058】
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古生代ペルム紀の異常巻きオウム貝類 リツイテスのご紹介です。
このゼンマイのような特徴的な形が、オウムガイ類、リツイテスという種です。本標本はアンモナイトの大先輩といったところです。
端から端までしっかり鑑賞できます。化石の記録を紐解いてみると、頭足類において、最も初めに出現したのはオウムガイ類だとされています。オウムガイ類は古生代の海に大繁栄しました。
しかし、魚類もデボン紀あたりから出現しており、獲物の対象となったオウムガイ類は、次々と彼らの餌食になっていったのです。なぜか?それは動きがアンモナイトのようには速くなかったからです。
そこでオウムガイ類の中で、バクテリアスという、まっすぐな殻をもっていたものが派生して、アンモナイトができたと言われています。(諸説あるようです。)アンモナイトは次々襲ってくる魚類から生き延びる対応として、オウムガイ類より速く動け、軽くもあったのでしょう。本標本はアンモナイトへと派生する前の状態である、いわば大先輩として捕えていただければと思います。
この部分はアンモナイトそっくりですね。ただ、オウムガイ類の殻の固さは、アンモナイトのそれより厚く、硬い石灰質でできていたようです。
この巻きの部分は親指の第一関節くらいの大きさです。成長するにしたがって、真っ直ぐ真っ直ぐ伸びていってます。しかも、本標本は太くなっていっているのです。約2億5000万年前のものがここに存在し躍動感さえ感じるのです。「感動」の一文字です!
横から撮影しています。3Dクリーニングでありませんが、半分浮き上がっている感じで立体感が感じられます。途中から真っ直ぐ伸びているけれど、一体長さはどれくらいなのだろうか・・・。気になり、測ってみました。グルグル巻きのところも入れると24cm!十分な長さがありました。
母岩の厚みも2.5cmほどあり、持つと巨大な文鎮のごとくずしっときます。さきほど、ゼンマイに似ていると冒頭で申し上げましたが、そのユニークな形はもう一つのものを連想させます。
そう、チャップリンがもっていそうなステッキのようでもあります。このユニークな形のリツイテス、アンモナイト化石の横に置いてあげたら、進化の比較や共通点などで話が盛り上がりそうです。
800gと、ずっしりの重さです。真っ直ぐに殻が伸びる形を間近でお楽しみ下さい。
商品スペック
商品ID | an058 |
---|---|
年代 | 古生代ペルム紀(2億8900万 -- 2億5100万年前) |
学名 | 古生代ペルム紀の異常巻きオウム貝リツイテス |
産地 | 中国 |
サイズ | 幅17cm / 高さ4cm / 厚み3cm |
商品解説 | 古生代の異常巻きとして知られているオウム貝類リツイテスの化石です。 本標本は真っ直ぐに伸びる殻が特徴の化石です。 中生代の代表的な示準化石「アンモナイト」はこれらオウムガイ類から派生したものと考えられており、オウム貝類はアンモナイトの特徴も併せ持っています。 平置きで安定しますので、そのままインテリアとして置いていただいても良いですし、文鎮より大きめの棒状ですのでペーパーウェイトのような役割りもできる万能化石です。 |
オウムガイとは?
名前の由来
外観がオウムのくちばしに見えることから。英名はノーチラス(Nautilus)で、ギリシャ語の水夫に由来。
生きた化石
4億5000万年前~5億年前に誕生し、それから現在までほとんど進化していない。
眼
外側が平らになった独特の形をもつ。タコやイカのカメラ眼とは異なりレンズの構造がないため、視力はよくない。
食性
90本ほどの触手をもち、それぞれにあるシワに付着させる。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。