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驚愕の美しさ!過去最高と言って良い、凄まじい輝きを放つ、アンモライト(Ammolite)のブロック/【al459】
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ちょっととんでもないレベルの輝きを持つアンモライトのブロックが登場しました。アンモライトとは、北米ロッキー山脈東側斜面でのみ採集される希少な宝石です。もともとはプラセンチセラスというアンモナイトの殻が化石化したものです。こちらは、アンモナイトだったことが形状からもよく分かる標本で、何よりもこの輝きをご覧ください。写真ではあえて控えめに撮影していますが、実物は、まるで何かの光源かと思わせるほど、激しく、強く、美しく輝きます。輝度で言えば、過去最高の標本と言っても過言ではありません。

プラセンチセラスは薄い円盤型のアンモナイトで、縁部が尖っていますが、こちらは中央から縁部にかけてのブロックです。主にレッドからグリーンにかけて輝き、その光り方は尋常ではありません。特に、良い角度で光が当たったときには、ため息が漏れるほどの美しさがあります。

1981年に世界宝石連盟によって正式に宝石として認められましたが、この標本を見れば、それも納得できるでしょう。ダイヤモンドを含むどんな鉱物起源の宝石よりも、豊かで鮮やかに輝きます。実物の輝きを目にすれば、決して大げさではないと感じることでしょう。

非常に立派なプラセンチセラス(アンモナイト)の一部であったことが伺える形状をしていますね。もし、この輝きのまま全体が保存されていれば、数百万円はくだらない標本だったことでしょう。

キラキラとそれは強く輝きます。

実際には、それ自体が光源ではなく、あくまで外光の干渉と反射によって輝いているのですが、まるで自発的にエネルギーを発しているかのような美しさがあります。アンモライトは幸運の石と言われます。個人的には、あまりそういったことを信じるタイプではありませんが、この標本に限っては別かもしれません。実際、見ているだけで気分が明るくなってきます。それほどまでに輝きを放っています。

裏面です。アンモライトの母岩は、ご覧のような褐色の頁岩です。

側面から撮影したものです。円盤型のアンモナイトであるプラセンチセラスらしい形状をしていますね。最厚部は5センチもあります。

左右206ミリもある、非常に立派なブロックです。

100円玉との比較です。これまで取り扱った標本の中で、トップクラス、いや、トップと言っても良い輝きを発する、まさに遊色の王様と言うべき存在です。
商品スペック
商品ID | al459 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 驚愕の美しさ!過去最高と言って良い、凄まじい輝きを放つ、アンモライト(Ammolite)のブロック |
産地 | Alberta, Canada |
サイズ | 20.6cm×14.7cm×最厚部5.3cm |
商品解説 | 驚愕の美しさ!過去最高と言って良い、凄まじい輝きを放つ、アンモライト(Ammolite)のブロック |
アンモライトとは?
アンモナイトの中で、特に虹色に光り輝く化石を「アンモライト」と言います。1981年にCIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)によって正式に宝石に認定されました。
世界で唯一、カナダだけ
アンモライトは、カナダのアルバータ州でしか産出されません。この採掘場だけ、圧力・温度・周りの岩石の成分が最高のバランスを保ちアンモナイトを1億年かけて虹色に輝かせました。
薄い・もろい・少ない、だから価値がある!
アンモライトの殻は数mm程度でもろく、無損傷の感全体は数十万~数百万円で取引されています。価値はもちろんサイズと遊色度合いに依存します。原石のカケラや、カケラを加工した装飾品が一般に市場に出ています。
地球がつくった最高傑作
アンモライトは見る角度を変えると様々な色に光ります。これを遊色と言います。1億年の歳月を感じながら手にとって眺めていると時間の経つのも忘れてしまいます。
アンモライトをつくった大自然、アルバータ州の国立公園
アルバータ地方でのアモンライトの採掘現場。
画像「ammolite」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
さらに詳しいアンモライトのこと
白亜紀後期のカンパニアン紀、北アメリカ大陸のベアパウ層とよばれる地層で保存された、光輝くアンモナイトのことを「アンモライト」と呼びます。
どこで採れる?
アンモナイトが数千万年の時を経て宝石化したものを、人々は特別に「アンモライト」と名付けたのは、そう昔のことではありません。古代の世界中の海にアンモナイトは存在すれど、アンモライトと呼べる石は、北米のBeapaw層だけで見つかっているごくかぎられたアンモナイト化石です。ベアパウ(Beapaw)層は、カナダ西部のアルバータ州とアルバータ州の東側に位置するサスカチュワン州を経て、さらに南に下ったアメリカのモンタナ州に至る地層です。この地層だけに、宝石の輝きをもつアンモライトが眠っています。
なぜアンモライトはできた?
ロッキー山脈が走る北米大陸の内陸部にあたるベアパウ層からなぜ、海中生物であるアンモナイト(のちにアンモライト)が発見されるのでしょうか?それは、白亜紀当時、北米大陸には内陸に内海が存在したからです。西部内陸海道(WesternInteriorSeaway)と名付けられた内海は、白亜紀中期から後期、海進により、ロッキー山脈を境界にして大陸を東と西に二分する巨大な海でした。東をアパラチア(Appalachia)大陸、西をララミディア(Laramidia)大陸とよんでいます。その後、隆起によって海岸線が後退して、海の中にあった地面が陸上にあらわれてきます。いわゆる海退が起こると、アンモナイトは粘土質のベントナイトという層に堆積して埋もれることになったわけです。
アンモライトは粘土に覆われてできた
現在では、軟膏や化粧品、猫の砂にも用いられるベントナイトとよばれる粘土ですが、この粘土質に覆われたのが良かったのです。アンモライトにとっては、殻の表面のアラレ石(アラゴナイト)を変質されることなく保存でき、方解石に変わることなく、鉄やマグネシウムといった鉱物に置換することができたのです。