美しい鱗模様、グリーンドラゴン!生物起源の宝石、アンモライト(Ammolite)のピース アンモライト 販売

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美しい鱗模様、グリーンドラゴン!生物起源の宝石、アンモライト(Ammolite)のピース/【al443】

美しい鱗模様、グリーンドラゴン!生物起源の宝石、アンモライト(Ammolite)のピース/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)【al443】

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美しい鱗模様、グリーンドラゴン!生物起源の宝石、アンモライト(Ammolite)のピース(その1)

こちらはカナダ・アルバータ州産の宝石、アンモライトです。アルバータ州はカナダ西部に位置し、南はアメリカ合衆国のモンタナ州と接しています。西部にはロッキー山脈が広がっており、東部は広大なプレーリー(緩やかな草原地帯)が広がっています。アンモライトはロッキー山脈東側斜面で採集される希少な生物起源の鉱石です。もともと白亜紀後期のプラセンチセラスというアンモナイトの殻だったものが、長い時間をかけて化石化したものです。そのため、アンモライトは鉱石であると同時に化石でもあります。

美しい鱗模様、グリーンドラゴン!生物起源の宝石、アンモライト(Ammolite)のピース(その2)

アンモライトの特徴の一つである、細かなクラックが見られます。この美しい模様は「竜のうろこ(ドラゴンスキン)」とも呼ばれ、特殊な堆積環境の中で、何度も破砕と凝固を繰り返した結果、形成されたと考えられています。ドラゴンスキンはコレクターの間で大変高い人気を誇っています。

美しい鱗模様、グリーンドラゴン!生物起源の宝石、アンモライト(Ammolite)のピース(その3)

こちらの個体には、見事なドラゴンスキン模様が見られます。その模様は、空想上の生物であるドラゴンの鱗に例えられるほど幻想的な美しさを持っています。手に取って動かすと、キラキラと輝き、見る者を魅了します。

美しい鱗模様、グリーンドラゴン!生物起源の宝石、アンモライト(Ammolite)のピース(その4)

輝きの源である遊色層は、わずか1ミリ程度と非常に薄く脆いため、表面には薄く樹脂でコーティングが施されています。

美しい鱗模様、グリーンドラゴン!生物起源の宝石、アンモライト(Ammolite)のピース(その5)

主にグリーンに輝きます。非常に鮮やかです。

美しい鱗模様、グリーンドラゴン!生物起源の宝石、アンモライト(Ammolite)のピース(その6)

裏面です。アンモライト特有の褐色の頁岩です。

美しい鱗模様、グリーンドラゴン!生物起源の宝石、アンモライト(Ammolite)のピース(その7)

最厚部は約11ミリほどあります。アンモライトは比較的硬い鉱石ですので、丁寧に取り扱えば強度に問題はありません。

美しい鱗模様、グリーンドラゴン!生物起源の宝石、アンモライト(Ammolite)のピース(その8)

左右66ミリほどあります。

美しい鱗模様、グリーンドラゴン!生物起源の宝石、アンモライト(Ammolite)のピース(その9)

100円玉との比較。カナダ・アルバータ州西部、ロッキー山脈東側斜面で採掘された美しき宝石、アンモナイトのピースです。人気のドラゴンスキン!

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商品スペック

商品ID al443
年代 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
学名 美しい鱗模様、グリーンドラゴン!生物起源の宝石、アンモライト(Ammolite)のピース
産地 Alberta, Canada
サイズ 6.6cm×3.7cm×最厚部1.1cm
商品解説 美しい鱗模様、グリーンドラゴン!生物起源の宝石、アンモライト(Ammolite)のピース

地質年代

弊社で販売している標本の種名の同定について

アンモライトとは?

アンモナイトの中で、特に虹色に光り輝く化石を「アンモライト」と言います。1981年にCIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)によって正式に宝石に認定されました。

世界で唯一、カナダだけ

アンモライトは、カナダのアルバータ州でしか産出されません。この採掘場だけ、圧力・温度・周りの岩石の成分が最高のバランスを保ちアンモナイトを1億年かけて虹色に輝かせました。

薄い・もろい・少ない、だから価値がある!

アンモライトの殻は数mm程度でもろく、無損傷の感全体は数十万~数百万円で取引されています。価値はもちろんサイズと遊色度合いに依存します。原石のカケラや、カケラを加工した装飾品が一般に市場に出ています。

地球がつくった最高傑作

アンモライトは見る角度を変えると様々な色に光ります。これを遊色と言います。1億年の歳月を感じながら手にとって眺めていると時間の経つのも忘れてしまいます。

アンモライト 販売

アンモライトをつくった大自然、アルバータ州の国立公園

アンモライト 販売

アルバータ地方でのアモンライトの採掘現場。

画像「ammolite」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org

さらに詳しいアンモライトのこと

白亜紀後期のカンパニアン紀、北アメリカ大陸のベアパウ層とよばれる地層で保存された、光輝くアンモナイトのことを「アンモライト」と呼びます。

どこで採れる?

アンモナイトが数千万年の時を経て宝石化したものを、人々は特別に「アンモライト」と名付けたのは、そう昔のことではありません。古代の世界中の海にアンモナイトは存在すれど、アンモライトと呼べる石は、北米のBeapaw層だけで見つかっているごくかぎられたアンモナイト化石です。ベアパウ(Beapaw)層は、カナダ西部のアルバータ州とアルバータ州の東側に位置するサスカチュワン州を経て、さらに南に下ったアメリカのモンタナ州に至る地層です。この地層だけに、宝石の輝きをもつアンモライトが眠っています。

なぜアンモライトはできた?

ロッキー山脈が走る北米大陸の内陸部にあたるベアパウ層からなぜ、海中生物であるアンモナイト(のちにアンモライト)が発見されるのでしょうか?それは、白亜紀当時、北米大陸には内陸に内海が存在したからです。西部内陸海道(WesternInteriorSeaway)と名付けられた内海は、白亜紀中期から後期、海進により、ロッキー山脈を境界にして大陸を東と西に二分する巨大な海でした。東をアパラチア(Appalachia)大陸、西をララミディア(Laramidia)大陸とよんでいます。その後、隆起によって海岸線が後退して、海の中にあった地面が陸上にあらわれてきます。いわゆる海退が起こると、アンモナイトは粘土質のベントナイトという層に堆積して埋もれることになったわけです。

アンモライトは粘土に覆われてできた

現在では、軟膏や化粧品、猫の砂にも用いられるベントナイトとよばれる粘土ですが、この粘土質に覆われたのが良かったのです。アンモライトにとっては、殻の表面のアラレ石(アラゴナイト)を変質されることなく保存でき、方解石に変わることなく、鉄やマグネシウムといった鉱物に置換することができたのです。

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