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その輝きは自然の恵み、遊色アンモナイトの王様!カナダ・アルバータ州レスブリッジ産の希少なアンモ「ラ」イト(Ammolite)の『完全体』標本/【al400】
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こちらはカナダ・アルバータ州レスブリッジで発見、採集されたアンモライトの完全体標本です。完全体標本はとても希少で、コレクター間で高値で取引されます。アンモライトはもともと、白亜紀後期に棲息していたプラセンチセラスというアンモナイトの殻が起源となっています。恐竜時代の海に棲息していたアンモナイトが数千万年という途方もなく永い時間をかけて化石化したものがアンモライトです。部分化石(ピース)でさえ高値で取引されますが、完全体となれば、その価値は大きく増大します。

ご覧のように両面ともに美しい遊色が見られます。世界中にこうした遊色効果を持つアンモナイトは存在しますが、アンモ”ラ”イトの遊色効果は他を凌ぐ美しさがあり、遊色アンモナイトの王様とも言える存在です。本来の成分であるアラゴナイトの構造に堆積期間を通じて徐々に変化し、分厚くなった結果、深みのある色彩を楽しむことができます。

赤を中心に緑やオレンジなど様々な色を呈します。産地は北米ロッキー山脈東側斜面のごく一部に限られており、多くはカナダ・フォッシルが採掘を行っているレスブリッジから採集されます。本標本もその一つです。この地域は先住民の居留地と重なっており採掘に一定のルールが設けられ、また自然保護の観点から、その採掘量に限りがあるなど、こうした完全個体は大変希少な存在です。

赤から緑への美しいグラデーションが見られます。プラセンチセラスは最後の一巻きが大きい、いわゆる密巻きのアンモナイトです。円盤やディスクに例えられるように、縁部が尖っており、全体的に薄いのが特徴です。

アンモライトは化石であり、宝石でもあります。1981年には世界宝石連盟により正式に宝石として認定されました。生物起源である化石が宝石に認定されることは珍しく、こちらのアンモライトのほか、琥珀、真珠、サンゴなどがあります。

こうしたアンモライトの完全体が発掘される地域は前述の理由から、一部に限定されています。およそ5000坪程度しかないとされ、その広さはサッカーグラウンドでわずか4つ分程度に留まります。

プラセンチセラスのディスク状の殻表面に広がる、美しい遊色。

殻の表層には遊色層を保護するために薄く樹脂によるコーティングが施されています。遊色層はわずか数ミリしかないため、通常、このような処理が施されます。

アンモライトはベントナイトと呼ばれる粘土鉱物を多数含んだ頁岩ともに発見されます。石の肌触りは非常にきめ細かく、なめらかで美しいグレーの色合いを呈します。遊色部分以外にもぜひご注目いただきたい特徴です。

直径最大部は126ミリ。化石全般に言えることですが、昨今の世界的なインフレに伴い、アンモライトの価格は上昇を続けています。『完全体』をお求めの方は、この機会に一度ご検討ください。

100円玉との比較。カナダ・アルバータ州レスブリッジ産の希少なアンモライトの『完全体』標本です。
商品スペック
商品ID | al400 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | その輝きは自然の恵み、遊色アンモナイトの王様!カナダ・アルバータ州レスブリッジ産の希少なアンモ「ラ」イト(Ammolite)の『完全体』標本 |
産地 | Alberta, Canada |
サイズ | 直径12.8cm 最厚部2.4cm |
商品解説 | その輝きは自然の恵み、遊色アンモナイトの王様!カナダ・アルバータ州レスブリッジ産の希少なアンモ「ラ」イト(Ammolite)の『完全体』標本 |
この商品を購入されたお客様のお声
アンモライトの完全体が出る予感がありました。予感的中!で即決です。2体目のアンモライト、やっぱり色の鮮やかさが違います。欲を言えば、発色部分がもっと広いと良いのですが。でも、これもご縁。大切にコレクションします。ありがとうございました。
兵庫県/男性
アンモライトとは?
アンモナイトの中で、特に虹色に光り輝く化石を「アンモライト」と言います。1981年にCIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)によって正式に宝石に認定されました。
世界で唯一、カナダだけ
アンモライトは、カナダのアルバータ州でしか産出されません。この採掘場だけ、圧力・温度・周りの岩石の成分が最高のバランスを保ちアンモナイトを1億年かけて虹色に輝かせました。
薄い・もろい・少ない、だから価値がある!
アンモライトの殻は数mm程度でもろく、無損傷の感全体は数十万~数百万円で取引されています。価値はもちろんサイズと遊色度合いに依存します。原石のカケラや、カケラを加工した装飾品が一般に市場に出ています。
地球がつくった最高傑作
アンモライトは見る角度を変えると様々な色に光ります。これを遊色と言います。1億年の歳月を感じながら手にとって眺めていると時間の経つのも忘れてしまいます。
アンモライトをつくった大自然、アルバータ州の国立公園
アルバータ地方でのアモンライトの採掘現場。
画像「ammolite」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
さらに詳しいアンモライトのこと
白亜紀後期のカンパニアン紀、北アメリカ大陸のベアパウ層とよばれる地層で保存された、光輝くアンモナイトのことを「アンモライト」と呼びます。
どこで採れる?
アンモナイトが数千万年の時を経て宝石化したものを、人々は特別に「アンモライト」と名付けたのは、そう昔のことではありません。古代の世界中の海にアンモナイトは存在すれど、アンモライトと呼べる石は、北米のBeapaw層だけで見つかっているごくかぎられたアンモナイト化石です。ベアパウ(Beapaw)層は、カナダ西部のアルバータ州とアルバータ州の東側に位置するサスカチュワン州を経て、さらに南に下ったアメリカのモンタナ州に至る地層です。この地層だけに、宝石の輝きをもつアンモライトが眠っています。
なぜアンモライトはできた?
ロッキー山脈が走る北米大陸の内陸部にあたるベアパウ層からなぜ、海中生物であるアンモナイト(のちにアンモライト)が発見されるのでしょうか?それは、白亜紀当時、北米大陸には内陸に内海が存在したからです。西部内陸海道(WesternInteriorSeaway)と名付けられた内海は、白亜紀中期から後期、海進により、ロッキー山脈を境界にして大陸を東と西に二分する巨大な海でした。東をアパラチア(Appalachia)大陸、西をララミディア(Laramidia)大陸とよんでいます。その後、隆起によって海岸線が後退して、海の中にあった地面が陸上にあらわれてきます。いわゆる海退が起こると、アンモナイトは粘土質のベントナイトという層に堆積して埋もれることになったわけです。
アンモライトは粘土に覆われてできた
現在では、軟膏や化粧品、猫の砂にも用いられるベントナイトとよばれる粘土ですが、この粘土質に覆われたのが良かったのです。アンモライトにとっては、殻の表面のアラレ石(アラゴナイト)を変質されることなく保存でき、方解石に変わることなく、鉄やマグネシウムといった鉱物に置換することができたのです。