グリーンドラゴン!美しい緑のクラックが魅力的な、宝石、アンモライト(Ammolite)のピース アンモライト 販売

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グリーンドラゴン!美しい緑のクラックが魅力的な、宝石、アンモライト(Ammolite)のピース/【al370】

グリーンドラゴン!美しい緑のクラックが魅力的な、宝石、アンモライト(Ammolite)のピース/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)【al370】

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グリーンドラゴン!美しい緑のクラックが魅力的な、宝石、アンモライト(Ammolite)のピース(その1)

こちらはカナダ・アルバータ州で発見、採集されたアンモライトという宝石です。アンモライトはプラセンチセラスという、約8000万年前の海を遊泳していたアンモナイトの殻が化石化したものでもあります。つまり、化石であり宝石でもある、ちょっと変わったアイテムなのです。

グリーンドラゴン!美しい緑のクラックが魅力的な、宝石、アンモライト(Ammolite)のピース(その2)

実際、1981年には世界宝石連盟により、正式に宝石として認められています。アンモライトは世界広しといえど、基本的にカナダ・アルバータ州でしか発見されません。しかも、鉱物起源の宝石と違い、特に研磨することなく原石の時点で、非常に美しく輝きます。ただし、光り輝く層(遊色層)は非常に薄いので、それを保護するために、薄く樹脂を塗布するのが通例です。こちらの標本もそのコーティングが施されています。

グリーンドラゴン!美しい緑のクラックが魅力的な、宝石、アンモライト(Ammolite)のピース(その3)

アンモライトの特徴はなんといっても、この美しい遊色。外光が遊色層で干渉を受けることで、さまざまな色を呈します。グリーン、オレンジ、イエローなど、実に多彩な色が生まれます。

グリーンドラゴン!美しい緑のクラックが魅力的な、宝石、アンモライト(Ammolite)のピース(その4)

さらに特徴的なのは、この万華鏡のような幾何学的なクラックです。より遊色を美しく見せてくれます。

グリーンドラゴン!美しい緑のクラックが魅力的な、宝石、アンモライト(Ammolite)のピース(その5)

日本では万華鏡、西洋ではステンドグラスに例える向きもいます。このように鱗のようにクラックが入った標本を「ドラゴンスキン(竜のうろこ)」と言います。

グリーンドラゴン!美しい緑のクラックが魅力的な、宝石、アンモライト(Ammolite)のピース(その6)

裏面は、プラセンチセラスの頁岩がそのまま利用されています。化石である点を感じさせてくれる部分ですね。

グリーンドラゴン!美しい緑のクラックが魅力的な、宝石、アンモライト(Ammolite)のピース(その7)

側面から撮影。アンモライトは基本的に硬い素材ですが、遊色層は薄いため、丁寧に取り扱ってください。何しろ宝石ですから。

グリーンドラゴン!美しい緑のクラックが魅力的な、宝石、アンモライト(Ammolite)のピース(その8)

左右6センチ。可愛らしい三角形の標本です。

グリーンドラゴン!美しい緑のクラックが魅力的な、宝石、アンモライト(Ammolite)のピース(その9)

100円玉との比較。ピザのような形が可愛らしい、宝石、アンモライトのピースです。

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商品スペック

商品ID al370
年代 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
学名 グリーンドラゴン!美しい緑のクラックが魅力的な、宝石、アンモライト(Ammolite)のピース
産地 Alberta, Canada
サイズ 6cm×4.3cm×厚0.8cm
商品解説 グリーンドラゴン!美しい緑のクラックが魅力的な、宝石、アンモライト(Ammolite)のピース

地質年代

弊社で販売している標本の種名の同定について

アンモライトとは?

アンモナイトの中で、特に虹色に光り輝く化石を「アンモライト」と言います。1981年にCIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)によって正式に宝石に認定されました。

世界で唯一、カナダだけ

アンモライトは、カナダのアルバータ州でしか産出されません。この採掘場だけ、圧力・温度・周りの岩石の成分が最高のバランスを保ちアンモナイトを1億年かけて虹色に輝かせました。

薄い・もろい・少ない、だから価値がある!

アンモライトの殻は数mm程度でもろく、無損傷の感全体は数十万~数百万円で取引されています。価値はもちろんサイズと遊色度合いに依存します。原石のカケラや、カケラを加工した装飾品が一般に市場に出ています。

地球がつくった最高傑作

アンモライトは見る角度を変えると様々な色に光ります。これを遊色と言います。1億年の歳月を感じながら手にとって眺めていると時間の経つのも忘れてしまいます。

アンモライト 販売

アンモライトをつくった大自然、アルバータ州の国立公園

アンモライト 販売

アルバータ地方でのアモンライトの採掘現場。

画像「ammolite」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org

さらに詳しいアンモライトのこと

白亜紀後期のカンパニアン紀、北アメリカ大陸のベアパウ層とよばれる地層で保存された、光輝くアンモナイトのことを「アンモライト」と呼びます。

どこで採れる?

アンモナイトが数千万年の時を経て宝石化したものを、人々は特別に「アンモライト」と名付けたのは、そう昔のことではありません。古代の世界中の海にアンモナイトは存在すれど、アンモライトと呼べる石は、北米のBeapaw層だけで見つかっているごくかぎられたアンモナイト化石です。ベアパウ(Beapaw)層は、カナダ西部のアルバータ州とアルバータ州の東側に位置するサスカチュワン州を経て、さらに南に下ったアメリカのモンタナ州に至る地層です。この地層だけに、宝石の輝きをもつアンモライトが眠っています。

なぜアンモライトはできた?

ロッキー山脈が走る北米大陸の内陸部にあたるベアパウ層からなぜ、海中生物であるアンモナイト(のちにアンモライト)が発見されるのでしょうか?それは、白亜紀当時、北米大陸には内陸に内海が存在したからです。西部内陸海道(WesternInteriorSeaway)と名付けられた内海は、白亜紀中期から後期、海進により、ロッキー山脈を境界にして大陸を東と西に二分する巨大な海でした。東をアパラチア(Appalachia)大陸、西をララミディア(Laramidia)大陸とよんでいます。その後、隆起によって海岸線が後退して、海の中にあった地面が陸上にあらわれてきます。いわゆる海退が起こると、アンモナイトは粘土質のベントナイトという層に堆積して埋もれることになったわけです。

アンモライトは粘土に覆われてできた

現在では、軟膏や化粧品、猫の砂にも用いられるベントナイトとよばれる粘土ですが、この粘土質に覆われたのが良かったのです。アンモライトにとっては、殻の表面のアラレ石(アラゴナイト)を変質されることなく保存でき、方解石に変わることなく、鉄やマグネシウムといった鉱物に置換することができたのです。

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