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グレートワン!最高レベルの「ドラゴンスキン」を堪能できる宝石、アンモライト(Ammolite)の原石/【al368】
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こちらは、ご覧のように、最高レベルの「ドラゴンスキン」が見られる、宝石、アンモライトの極上のピースです。ドラゴンスキンとはアンモライトに特有の、ステンドグラスに似た模様で、その見た目が、竜の鱗(うろこ)に見えることから、そう呼ばれています。こちらの個体は、数ある標本のなかでも、特別美しい、ドラゴンスキンが見られます。まさに極上です。

アンモライトはカナダ・ロッキー山脈東側斜面でのみ発見される、希少な宝石です。1981年には世界宝石連盟により実際に宝石として認定されました。ダイアモンドやアメシストなどの鉱物由来とは異なる、生物由来の宝石として、大変希少な存在です。生物由来の宝石は、特別なカットを施さずとも、それ自体が美しく、特別な存在と言えます。アンモライトのほかに、真珠や琥珀などがあります。

ご覧のように、特徴的な濃い赤、橙、そして緑に流れるような美しいグラデーションが見られます。

どこを見ても、煌々と輝く、素晴らしい標本です。

アンモライトは、白亜紀後期の海に生息していたアンモナイトの殻が化石化したものです。表層に薄く存在する、わずか数ミリの遊色層が欠損せず保持されてきた結果、このような美しい輝きを放っています。

非常に細かなステンドグラス状の模様。

竜の鱗、ドラゴンスキンと称される見事な模様です。

アンモライトは一般に宝石として認知されていますが、その本質は化石です。したがって、保存状態によって輝きや模様が大きく異なります。こちらの個体は、おそらく特別に良好な環境で保存されてきたものでしょう。まさにコレクターにとっては垂涎の品と言えるでしょう。

裏面です。化石の母岩である褐色の母岩が露出しています。きめが細かい美しい頁岩です。

およそ12ミリほどの厚みがあり、物理的に十分な強度があります。

左右最大部68ミリです。

100円玉との比較。「ドラゴンスキン」が前面に見られる、極上のピースです。
商品スペック
商品ID | al368 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | グレートワン!最高レベルの「ドラゴンスキン」を堪能できる宝石、アンモライト(Ammolite)の原石 |
産地 | Alberta, Canada |
サイズ | 6.8cm×6.7cm×厚1.2cm |
商品解説 | グレートワン!最高レベルの「ドラゴンスキン」を堪能できる宝石、アンモライト(Ammolite)の原石 |
アンモライトとは?
アンモナイトの中で、特に虹色に光り輝く化石を「アンモライト」と言います。1981年にCIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)によって正式に宝石に認定されました。
世界で唯一、カナダだけ
アンモライトは、カナダのアルバータ州でしか産出されません。この採掘場だけ、圧力・温度・周りの岩石の成分が最高のバランスを保ちアンモナイトを1億年かけて虹色に輝かせました。
薄い・もろい・少ない、だから価値がある!
アンモライトの殻は数mm程度でもろく、無損傷の感全体は数十万~数百万円で取引されています。価値はもちろんサイズと遊色度合いに依存します。原石のカケラや、カケラを加工した装飾品が一般に市場に出ています。
地球がつくった最高傑作
アンモライトは見る角度を変えると様々な色に光ります。これを遊色と言います。1億年の歳月を感じながら手にとって眺めていると時間の経つのも忘れてしまいます。
アンモライトをつくった大自然、アルバータ州の国立公園
アルバータ地方でのアモンライトの採掘現場。
画像「ammolite」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
さらに詳しいアンモライトのこと
白亜紀後期のカンパニアン紀、北アメリカ大陸のベアパウ層とよばれる地層で保存された、光輝くアンモナイトのことを「アンモライト」と呼びます。
どこで採れる?
アンモナイトが数千万年の時を経て宝石化したものを、人々は特別に「アンモライト」と名付けたのは、そう昔のことではありません。古代の世界中の海にアンモナイトは存在すれど、アンモライトと呼べる石は、北米のBeapaw層だけで見つかっているごくかぎられたアンモナイト化石です。ベアパウ(Beapaw)層は、カナダ西部のアルバータ州とアルバータ州の東側に位置するサスカチュワン州を経て、さらに南に下ったアメリカのモンタナ州に至る地層です。この地層だけに、宝石の輝きをもつアンモライトが眠っています。
なぜアンモライトはできた?
ロッキー山脈が走る北米大陸の内陸部にあたるベアパウ層からなぜ、海中生物であるアンモナイト(のちにアンモライト)が発見されるのでしょうか?それは、白亜紀当時、北米大陸には内陸に内海が存在したからです。西部内陸海道(WesternInteriorSeaway)と名付けられた内海は、白亜紀中期から後期、海進により、ロッキー山脈を境界にして大陸を東と西に二分する巨大な海でした。東をアパラチア(Appalachia)大陸、西をララミディア(Laramidia)大陸とよんでいます。その後、隆起によって海岸線が後退して、海の中にあった地面が陸上にあらわれてきます。いわゆる海退が起こると、アンモナイトは粘土質のベントナイトという層に堆積して埋もれることになったわけです。
アンモライトは粘土に覆われてできた
現在では、軟膏や化粧品、猫の砂にも用いられるベントナイトとよばれる粘土ですが、この粘土質に覆われたのが良かったのです。アンモライトにとっては、殻の表面のアラレ石(アラゴナイト)を変質されることなく保存でき、方解石に変わることなく、鉄やマグネシウムといった鉱物に置換することができたのです。