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グリーンとオレンジを楽しめる、カナダ・アルバータ州で採集された宝石、アンモライト(Ammolite)のピース/【al349】
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こちらはカナダ・アルバータ州で採集された、皆様、おなじみのアンモ”ラ”イトです。様々な色に輝く美しい化石として知られていますが、その一方で、宝石としての認知度も高まっています。1981年には世界宝石連盟により正式に宝石として認定されました。もともとはプラセンチセラスというアンモナイトの殻の化石なのですが、化石コレクターのみならず、他にはない輝きからジュエリーとしても評価も大変高いものがあります。

この輝きの源泉は、プラセンチセラスの殻の表層にある遊色層にあります。光が当たると、内部で色ごとに分けられて取り出される、いわゆる分光現象が起こります。この層を通すと、個別に色が分かれて見えるというわけです。この機能は真珠がそうであるように、殻に元から備わっていたものです。長い年月をかけて、この遊色層がさらに鍛えられ、より美しく変化したものと考えられています。

このステンドグラス状の模様もアンモライトの特徴の一つです。爬虫類の鱗に似ているので、ドラゴンスキンと名付けられています。空想上のドラゴンに例えたのが秀逸ですよね。ファンタジーレベルの美しさということでしょうか。

ご覧のように見る角度によって色や輝き方が変化します。これがアンモ”ラ”イトがコレクターを魅了する最大の特徴の一つでしょう。万華鏡に例えられる色の変化をお楽しみください。

表面は薄く樹脂でコーティングされています。美しさの源泉である遊色層を保護する目的です。

うっとりする美しさ。

メインカラーはグリーンと赤みがかったオレンジ、イエローに近い色も現れます。

裏面は母岩がそのまま露出しています。きめ細かい美しい頁岩です。

厚みも十分。

左右63ミリ。

100円玉との比較。グリーンとオレンジを楽しめる、カナダ・アルバータ州で採集された宝石、アンモライトのピースです。
商品スペック
商品ID | al349 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | グリーンとオレンジを楽しめる、カナダ・アルバータ州で採集された宝石、アンモライト(Ammolite)のピース |
産地 | Alberta, Canada |
サイズ | 6.3cm×2.4cm×厚1.1cm |
商品解説 | グリーンとオレンジを楽しめる、カナダ・アルバータ州で採集された宝石、アンモライト(Ammolite)のピース |
アンモライトとは?
アンモナイトの中で、特に虹色に光り輝く化石を「アンモライト」と言います。1981年にCIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)によって正式に宝石に認定されました。
世界で唯一、カナダだけ
アンモライトは、カナダのアルバータ州でしか産出されません。この採掘場だけ、圧力・温度・周りの岩石の成分が最高のバランスを保ちアンモナイトを1億年かけて虹色に輝かせました。
薄い・もろい・少ない、だから価値がある!
アンモライトの殻は数mm程度でもろく、無損傷の感全体は数十万~数百万円で取引されています。価値はもちろんサイズと遊色度合いに依存します。原石のカケラや、カケラを加工した装飾品が一般に市場に出ています。
地球がつくった最高傑作
アンモライトは見る角度を変えると様々な色に光ります。これを遊色と言います。1億年の歳月を感じながら手にとって眺めていると時間の経つのも忘れてしまいます。
アンモライトをつくった大自然、アルバータ州の国立公園
アルバータ地方でのアモンライトの採掘現場。
画像「ammolite」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
さらに詳しいアンモライトのこと
白亜紀後期のカンパニアン紀、北アメリカ大陸のベアパウ層とよばれる地層で保存された、光輝くアンモナイトのことを「アンモライト」と呼びます。
どこで採れる?
アンモナイトが数千万年の時を経て宝石化したものを、人々は特別に「アンモライト」と名付けたのは、そう昔のことではありません。古代の世界中の海にアンモナイトは存在すれど、アンモライトと呼べる石は、北米のBeapaw層だけで見つかっているごくかぎられたアンモナイト化石です。ベアパウ(Beapaw)層は、カナダ西部のアルバータ州とアルバータ州の東側に位置するサスカチュワン州を経て、さらに南に下ったアメリカのモンタナ州に至る地層です。この地層だけに、宝石の輝きをもつアンモライトが眠っています。
なぜアンモライトはできた?
ロッキー山脈が走る北米大陸の内陸部にあたるベアパウ層からなぜ、海中生物であるアンモナイト(のちにアンモライト)が発見されるのでしょうか?それは、白亜紀当時、北米大陸には内陸に内海が存在したからです。西部内陸海道(WesternInteriorSeaway)と名付けられた内海は、白亜紀中期から後期、海進により、ロッキー山脈を境界にして大陸を東と西に二分する巨大な海でした。東をアパラチア(Appalachia)大陸、西をララミディア(Laramidia)大陸とよんでいます。その後、隆起によって海岸線が後退して、海の中にあった地面が陸上にあらわれてきます。いわゆる海退が起こると、アンモナイトは粘土質のベントナイトという層に堆積して埋もれることになったわけです。
アンモライトは粘土に覆われてできた
現在では、軟膏や化粧品、猫の砂にも用いられるベントナイトとよばれる粘土ですが、この粘土質に覆われたのが良かったのです。アンモライトにとっては、殻の表面のアラレ石(アラゴナイト)を変質されることなく保存でき、方解石に変わることなく、鉄やマグネシウムといった鉱物に置換することができたのです。