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希少色パープルが備わったドラゴンスキン!パープルからレッドまでフルスペクトルカラーを呈する、見事なアンモ”ラ”イト(Ammolite)のピース/【al329】
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こちらは希少なパープルとブルーを呈する、極めて美しいアンモ”ラ”イトのピースです。アンモ”ラ”イトは絶滅したプラセンチセラスというアンモナイトの殻が化石化した宝石で、北米のロッキー山脈で発見・採集されます。宝石として高い評価を世界中から得ており、高級ジュエリーに加工されることもしばしば。こちらはその原石です。
もともとアンモ”ラ”イトはネイティブアメリカンの部族にとって文化の一部として定着したもので、スピリチュアルな儀式で使用されていました。発見、採集、加工のプロセスは時間と手間がかかるため、その美しさと相まって、世界中から非常に高価な宝石として高い評価を得ています。1981年には世界宝石連盟により、正式に宝石として認定されました。
ご覧のようにパープルからレッドまで輝く、大変美しい色相を持っています。これほど美しいグラデーションを有する個体はアンモ”ラ”イトといえど早々ありません。
また、この鱗のような模様は、ドラゴンスキン(竜の鱗)として世界中のアンモ”ラ”イトコレクターに愛されています。
生物起源の宝石の種類は少なく、こちらのアンモ”ラ”イトのほか、琥珀(針葉樹の樹脂が起源)や真珠(貝の真珠層)などがあります。琥珀と真珠の歴史は古く、数千年前から世界のさまざまな地域で生産されてきました。その点、アンモ”ラ”イトは比較的新しい生物起源の宝石と言えます。
裏面は、プラセンチセラスの母岩がそのまま利用されています。
厚みはおよそ11ミリです。
御覧ください、このまばゆい光!
パープル(紫)は自然界の中で、あらゆるマテリアルを通じて希少とされる色です。こうして広範囲に色が広がると、それだけで神秘的な味わいがあります。
100円玉との比較。パープルからレッドまでフルスペクトルカラーを呈する、見事なアンモ”ラ”イトのピースです。ステンドグラス状の模様が備わった”ドラゴンスキン”です。
商品スペック
商品ID | al329 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 希少色パープルが備わったドラゴンスキン!パープルからレッドまでフルスペクトルカラーを呈する、見事なアンモ”ラ”イト(Ammolite)のピース |
産地 | Alberta, Canada |
サイズ | 7.2cm×4.6cm×厚1.1cm |
商品解説 | 希少色パープルが備わったドラゴンスキン!パープルからレッドまでフルスペクトルカラーを呈する、見事なアンモ”ラ”イト(Ammolite)のピース |
アンモライトとは?
アンモナイトの中で、特に虹色に光り輝く化石を「アンモライト」と言います。1981年にCIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)によって正式に宝石に認定されました。
世界で唯一、カナダだけ
アンモライトは、カナダのアルバータ州でしか産出されません。この採掘場だけ、圧力・温度・周りの岩石の成分が最高のバランスを保ちアンモナイトを1億年かけて虹色に輝かせました。
薄い・もろい・少ない、だから価値がある!
アンモライトの殻は数mm程度でもろく、無損傷の感全体は数十万~数百万円で取引されています。価値はもちろんサイズと遊色度合いに依存します。原石のカケラや、カケラを加工した装飾品が一般に市場に出ています。
地球がつくった最高傑作
アンモライトは見る角度を変えると様々な色に光ります。これを遊色と言います。1億年の歳月を感じながら手にとって眺めていると時間の経つのも忘れてしまいます。
アンモライトをつくった大自然、アルバータ州の国立公園
アルバータ地方でのアモンライトの採掘現場。
画像「ammolite」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
さらに詳しいアンモライトのこと
白亜紀後期のカンパニアン紀、北アメリカ大陸のベアパウ層とよばれる地層で保存された、光輝くアンモナイトのことを「アンモライト」と呼びます。
どこで採れる?
アンモナイトが数千万年の時を経て宝石化したものを、人々は特別に「アンモライト」と名付けたのは、そう昔のことではありません。古代の世界中の海にアンモナイトは存在すれど、アンモライトと呼べる石は、北米のBeapaw層だけで見つかっているごくかぎられたアンモナイト化石です。ベアパウ(Beapaw)層は、カナダ西部のアルバータ州とアルバータ州の東側に位置するサスカチュワン州を経て、さらに南に下ったアメリカのモンタナ州に至る地層です。この地層だけに、宝石の輝きをもつアンモライトが眠っています。
なぜアンモライトはできた?
ロッキー山脈が走る北米大陸の内陸部にあたるベアパウ層からなぜ、海中生物であるアンモナイト(のちにアンモライト)が発見されるのでしょうか?それは、白亜紀当時、北米大陸には内陸に内海が存在したからです。西部内陸海道(WesternInteriorSeaway)と名付けられた内海は、白亜紀中期から後期、海進により、ロッキー山脈を境界にして大陸を東と西に二分する巨大な海でした。東をアパラチア(Appalachia)大陸、西をララミディア(Laramidia)大陸とよんでいます。その後、隆起によって海岸線が後退して、海の中にあった地面が陸上にあらわれてきます。いわゆる海退が起こると、アンモナイトは粘土質のベントナイトという層に堆積して埋もれることになったわけです。
アンモライトは粘土に覆われてできた
現在では、軟膏や化粧品、猫の砂にも用いられるベントナイトとよばれる粘土ですが、この粘土質に覆われたのが良かったのです。アンモライトにとっては、殻の表面のアラレ石(アラゴナイト)を変質されることなく保存でき、方解石に変わることなく、鉄やマグネシウムといった鉱物に置換することができたのです。