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希少色、パーブルを呈するゴージャスなアンモ”ラ”イト(Ammolite)の大型ピース/【al323】
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このゴージャスな輝きを御覧ください!こちらはカナダ・ロッキー山脈東側斜面でのみ採集される、アンモ”ラ”イトの大型ピースです。しかも、希少色のパープルを広範囲で呈する、価値ある標本です。
最大部95ミリもあるビッグピース。美しいクラックが刻まれた、竜のうろこ、あるいはドラゴンスキンと呼ばれる産状です。
もし、本当に竜がいるのだとすれば、こんな鱗をしているのでしょうか。そう思わせるほど美しい模様です。
遊色アンモナイトは世界中から産しますが、アンモ”ラ”イトの輝きは別格です。遊色アンモナイトの王様というべき存在でしょう。
アンモ”ラ”イトはもともとプラセンチセラスというアンモナイトの殻の化石です。特殊な堆積環境により、遊色層が分厚く成長し、非常に濃い色を呈します。また、特有のクラックが刻まれています。
パープル、ブルー、グリーンを呈する、クールな逸品です。
裏面はプラセンチセラスの母岩がそのまま残されています。アンモ”ラ”イトは宝石ですが、この母岩の存在が化石でもあることを示しています。
側面から撮影。最も厚いところで14ミリ。
最大部95ミリ。遊色層を保護するために表面には薄くコーティングが施されています。
100円玉との比較。希少色、パーブルを呈するゴージャスなアンモ”ラ”イトの大型ピースです。
商品スペック
商品ID | al323 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 希少色、パーブルを呈するゴージャスなアンモ”ラ”イト(Ammolite)の大型ピース |
産地 | Alberta, Canada |
サイズ | 9.5cm×5.8cm×最厚部1.4cm |
商品解説 | 希少色、パーブルを呈するゴージャスなアンモ”ラ”イト(Ammolite)の大型ピース |
この商品を購入されたお客様のお声
お世話になっております。欲しいコレクションは結構そろえたつもりでしたが、やっぱり良い物を見ると次々欲しくなりますね?。「静まれ!私の物欲!!」とモニターを見ながら暫し葛藤しましたが、あっさり負けてしまいました(笑)が、しかし、これは負けて正解でしたよ。写真でも素晴らしい色艶でしたが、現物を見ると更に素晴らしい一品で感動しました!!これぞブルードラゴンですね!!今回も素晴らしい商品をありがとうございました!!!
千葉県/女性
アンモライトとは?
アンモナイトの中で、特に虹色に光り輝く化石を「アンモライト」と言います。1981年にCIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)によって正式に宝石に認定されました。
世界で唯一、カナダだけ
アンモライトは、カナダのアルバータ州でしか産出されません。この採掘場だけ、圧力・温度・周りの岩石の成分が最高のバランスを保ちアンモナイトを1億年かけて虹色に輝かせました。
薄い・もろい・少ない、だから価値がある!
アンモライトの殻は数mm程度でもろく、無損傷の感全体は数十万~数百万円で取引されています。価値はもちろんサイズと遊色度合いに依存します。原石のカケラや、カケラを加工した装飾品が一般に市場に出ています。
地球がつくった最高傑作
アンモライトは見る角度を変えると様々な色に光ります。これを遊色と言います。1億年の歳月を感じながら手にとって眺めていると時間の経つのも忘れてしまいます。
アンモライトをつくった大自然、アルバータ州の国立公園
アルバータ地方でのアモンライトの採掘現場。
画像「ammolite」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
さらに詳しいアンモライトのこと
白亜紀後期のカンパニアン紀、北アメリカ大陸のベアパウ層とよばれる地層で保存された、光輝くアンモナイトのことを「アンモライト」と呼びます。
どこで採れる?
アンモナイトが数千万年の時を経て宝石化したものを、人々は特別に「アンモライト」と名付けたのは、そう昔のことではありません。古代の世界中の海にアンモナイトは存在すれど、アンモライトと呼べる石は、北米のBeapaw層だけで見つかっているごくかぎられたアンモナイト化石です。ベアパウ(Beapaw)層は、カナダ西部のアルバータ州とアルバータ州の東側に位置するサスカチュワン州を経て、さらに南に下ったアメリカのモンタナ州に至る地層です。この地層だけに、宝石の輝きをもつアンモライトが眠っています。
なぜアンモライトはできた?
ロッキー山脈が走る北米大陸の内陸部にあたるベアパウ層からなぜ、海中生物であるアンモナイト(のちにアンモライト)が発見されるのでしょうか?それは、白亜紀当時、北米大陸には内陸に内海が存在したからです。西部内陸海道(WesternInteriorSeaway)と名付けられた内海は、白亜紀中期から後期、海進により、ロッキー山脈を境界にして大陸を東と西に二分する巨大な海でした。東をアパラチア(Appalachia)大陸、西をララミディア(Laramidia)大陸とよんでいます。その後、隆起によって海岸線が後退して、海の中にあった地面が陸上にあらわれてきます。いわゆる海退が起こると、アンモナイトは粘土質のベントナイトという層に堆積して埋もれることになったわけです。
アンモライトは粘土に覆われてできた
現在では、軟膏や化粧品、猫の砂にも用いられるベントナイトとよばれる粘土ですが、この粘土質に覆われたのが良かったのです。アンモライトにとっては、殻の表面のアラレ石(アラゴナイト)を変質されることなく保存でき、方解石に変わることなく、鉄やマグネシウムといった鉱物に置換することができたのです。