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極上の輝き!これぞレッドドラゴンスキン!カナダ産のアンモ”ラ”イト(Ammolite)のピース/【al319】
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こちらは大変人気を博しています、カナダ産のアンモ”ラ”イトの標本です。細かなステンドグラス状のクラックが美しい標本です。このようなクラックを持つ標本は竜のうろこ(ドラゴンスキン)と呼ばれ人気があります。
なんとまあ、美しいことでしょう。いくら見ていても飽きません。角度を変え、ライティングを変え、色の変化を追いかけ続けてしまいます。
少し角度を変えると、それに呼応してアンモ”ラ”イトの色合いが変化します。天然の万華鏡と呼ぶにふさわしい。
アンモ”ラ”イト独特の朱色。色の厚みというと、おかしな表現に聞こえることでしょう。多産地の遊色アンモナイトと比較すると、まさに厚みという表現がぴったりなのです。アンモ”ラ”イトを含む遊色アンモナイトは、見る角度、光のあたり角度によって、色合いや色の濃さが変化するのですが、アンモ”ラ”イトは多少乱暴に動かしても、広範囲で美しい。こちらの期待を良い意味で裏切る美しい色合いを見せてくれます。ピンポイントでなくても、多少乱暴に動かしても、美しく輝いてくれる様子は、まさに”色の厚み”と表現がぴったりのように思うのです。
標本を細かくチェックしていただくために、アップで撮影することが多いですが、このくらいの距離を取って撮影すると、なお美しく見えます。肉眼で近づいてみると、ちょうどこんな感じに見えるはずです。クラックが一様に入っている姿は、まさにドラゴンスキン。
近接撮影でも、その美しさは一切変わりません。
裏面を撮影。アンモ”ラ”イトはカナダ・ロッキー山脈東側斜面でのみ採集される、プラセンチセラスというアンモナイトの殻の化石です。1981年には世界宝石連盟により正式に宝石として認定されました。
側面を撮影。しっかりとした厚みがありますので、強度は十分です。
もう一度ご覧いただきましょう。アンモ”ラ”イトでしか味わえない極上の輝き。
横8センチ以上ある大型のピースです。
100円玉との比較。付属のスタンドを使い、立てて撮影してみました。
商品スペック
商品ID | al319 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 極上の輝き!これぞレッドドラゴンスキン!カナダ産のアンモ”ラ”イト(Ammolite)のピース |
産地 | Alberta, Canada |
サイズ | 8.2cm×4.1cm×最厚部1.5cm |
商品解説 | 極上の輝き!これぞレッドドラゴンスキン!カナダ産のアンモ”ラ”イト(Ammolite)のピース |
アンモライトとは?
アンモナイトの中で、特に虹色に光り輝く化石を「アンモライト」と言います。1981年にCIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)によって正式に宝石に認定されました。
世界で唯一、カナダだけ
アンモライトは、カナダのアルバータ州でしか産出されません。この採掘場だけ、圧力・温度・周りの岩石の成分が最高のバランスを保ちアンモナイトを1億年かけて虹色に輝かせました。
薄い・もろい・少ない、だから価値がある!
アンモライトの殻は数mm程度でもろく、無損傷の感全体は数十万~数百万円で取引されています。価値はもちろんサイズと遊色度合いに依存します。原石のカケラや、カケラを加工した装飾品が一般に市場に出ています。
地球がつくった最高傑作
アンモライトは見る角度を変えると様々な色に光ります。これを遊色と言います。1億年の歳月を感じながら手にとって眺めていると時間の経つのも忘れてしまいます。
アンモライトをつくった大自然、アルバータ州の国立公園
アルバータ地方でのアモンライトの採掘現場。
画像「ammolite」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
さらに詳しいアンモライトのこと
白亜紀後期のカンパニアン紀、北アメリカ大陸のベアパウ層とよばれる地層で保存された、光輝くアンモナイトのことを「アンモライト」と呼びます。
どこで採れる?
アンモナイトが数千万年の時を経て宝石化したものを、人々は特別に「アンモライト」と名付けたのは、そう昔のことではありません。古代の世界中の海にアンモナイトは存在すれど、アンモライトと呼べる石は、北米のBeapaw層だけで見つかっているごくかぎられたアンモナイト化石です。ベアパウ(Beapaw)層は、カナダ西部のアルバータ州とアルバータ州の東側に位置するサスカチュワン州を経て、さらに南に下ったアメリカのモンタナ州に至る地層です。この地層だけに、宝石の輝きをもつアンモライトが眠っています。
なぜアンモライトはできた?
ロッキー山脈が走る北米大陸の内陸部にあたるベアパウ層からなぜ、海中生物であるアンモナイト(のちにアンモライト)が発見されるのでしょうか?それは、白亜紀当時、北米大陸には内陸に内海が存在したからです。西部内陸海道(WesternInteriorSeaway)と名付けられた内海は、白亜紀中期から後期、海進により、ロッキー山脈を境界にして大陸を東と西に二分する巨大な海でした。東をアパラチア(Appalachia)大陸、西をララミディア(Laramidia)大陸とよんでいます。その後、隆起によって海岸線が後退して、海の中にあった地面が陸上にあらわれてきます。いわゆる海退が起こると、アンモナイトは粘土質のベントナイトという層に堆積して埋もれることになったわけです。
アンモライトは粘土に覆われてできた
現在では、軟膏や化粧品、猫の砂にも用いられるベントナイトとよばれる粘土ですが、この粘土質に覆われたのが良かったのです。アンモライトにとっては、殻の表面のアラレ石(アラゴナイト)を変質されることなく保存でき、方解石に変わることなく、鉄やマグネシウムといった鉱物に置換することができたのです。