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ドラゴンスキン!生物起源の宝石として名高いアンモライト(Ammolite)を使ったペンダントトップ。金具はスターリングシルバー。チェーン、革紐、ジュエリーケース付き/【al280】
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こちらはカナダ産のアンモライトを使ったペンダントトップです。アンモライトとは、カナダ・ロッキー山脈の東側斜面だけで採集される、プラセンチセラスというアンモナイトの遊色を伴った殻を指します。1981年には世界宝石連盟によって正式に宝石として認定されました。こちらの個体はいわゆるドラゴンスキンと呼ばれる、ステンドグラスに似たクラックが入った独特の構造が見られます。これは比較的浅い地層で堆積していた個体で見られる構造です。
本体およそ18ミリ。アンモライトは真珠や琥珀と並び、生物起源の宝石として世界的に知られています。
遊色するアンモナイトは他にも存在します。なぜアンモナイトだけが特別な存在なのでしょうか。いろいろな理由がありますが、その構造に注目すると、遊色層の厚みが0.5ミリほどあり、他産地のものと比較すると、厚いことが挙げられます。その違いは色の濃さや色の変化の豊富さに反映されます。
ご覧のように、赤に見えていたものがグリーンを呈しました。見る角度や当たる光の質の変化に伴い、表情を変えます。このダイナミックな変化がアンモライトの人気の秘密です。
ステンドグラス状のクラック。ドラゴンスキン(竜の肌)として知られる、ユニークな構造。
裏面です。アンモライトを支えるのは、925シルバーです。925シルバーは銀の含有率が92.5%で残りは強度を高めるために銅やアルミニウムなどで構成された合金です。銀の美しさを維持しながら強度を高めています。欧米ではスターリングシルバーと呼ばれ、楽器のフルートにも使われることがある高級マテリアルです。
ドロップ状。
100円玉との比較。生物起源の宝石として名高いアンモライトを使ったペンダントトップです。
商品スペック
商品ID | al280 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | ドラゴンスキン!生物起源の宝石として名高いアンモライト(Ammolite)を使ったペンダントトップ。金具はスターリングシルバー。チェーン、革紐、ジュエリーケース付き |
産地 | Alberta, Canada |
サイズ | アンモライト本体1.8cm×1.3cm×厚0.6cm 金具含め全体2.7cm×1.3cm×厚0.6cm |
商品解説 | ドラゴンスキン!生物起源の宝石として名高いアンモライト(Ammolite)を使ったペンダントトップ。金具はスターリングシルバー。チェーン、革紐、ジュエリーケース付き |
この商品を購入されたお客様のお声
こんにちは。私は鉱物が好きで、いつも楽しく美しい画像満載のショップを拝見させていただいております。そして端正なシェイプのドラゴンスキンのアンモライトのペンダントトップが欲しく、売り出されるのを待っておりました。運良く購入できましたアンモライトのペンダントトップは、思っていたより重量感があり、特徴的なドラゴンスキンを確認でき、とても満足いたしました。また是非利用させていただきます。ありがとうございました。
東京都/女性
アンモライトとは?
アンモナイトの中で、特に虹色に光り輝く化石を「アンモライト」と言います。1981年にCIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)によって正式に宝石に認定されました。
世界で唯一、カナダだけ
アンモライトは、カナダのアルバータ州でしか産出されません。この採掘場だけ、圧力・温度・周りの岩石の成分が最高のバランスを保ちアンモナイトを1億年かけて虹色に輝かせました。
薄い・もろい・少ない、だから価値がある!
アンモライトの殻は数mm程度でもろく、無損傷の感全体は数十万~数百万円で取引されています。価値はもちろんサイズと遊色度合いに依存します。原石のカケラや、カケラを加工した装飾品が一般に市場に出ています。
地球がつくった最高傑作
アンモライトは見る角度を変えると様々な色に光ります。これを遊色と言います。1億年の歳月を感じながら手にとって眺めていると時間の経つのも忘れてしまいます。
アンモライトをつくった大自然、アルバータ州の国立公園
アルバータ地方でのアモンライトの採掘現場。
画像「ammolite」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
さらに詳しいアンモライトのこと
白亜紀後期のカンパニアン紀、北アメリカ大陸のベアパウ層とよばれる地層で保存された、光輝くアンモナイトのことを「アンモライト」と呼びます。
どこで採れる?
アンモナイトが数千万年の時を経て宝石化したものを、人々は特別に「アンモライト」と名付けたのは、そう昔のことではありません。古代の世界中の海にアンモナイトは存在すれど、アンモライトと呼べる石は、北米のBeapaw層だけで見つかっているごくかぎられたアンモナイト化石です。ベアパウ(Beapaw)層は、カナダ西部のアルバータ州とアルバータ州の東側に位置するサスカチュワン州を経て、さらに南に下ったアメリカのモンタナ州に至る地層です。この地層だけに、宝石の輝きをもつアンモライトが眠っています。
なぜアンモライトはできた?
ロッキー山脈が走る北米大陸の内陸部にあたるベアパウ層からなぜ、海中生物であるアンモナイト(のちにアンモライト)が発見されるのでしょうか?それは、白亜紀当時、北米大陸には内陸に内海が存在したからです。西部内陸海道(WesternInteriorSeaway)と名付けられた内海は、白亜紀中期から後期、海進により、ロッキー山脈を境界にして大陸を東と西に二分する巨大な海でした。東をアパラチア(Appalachia)大陸、西をララミディア(Laramidia)大陸とよんでいます。その後、隆起によって海岸線が後退して、海の中にあった地面が陸上にあらわれてきます。いわゆる海退が起こると、アンモナイトは粘土質のベントナイトという層に堆積して埋もれることになったわけです。
アンモライトは粘土に覆われてできた
現在では、軟膏や化粧品、猫の砂にも用いられるベントナイトとよばれる粘土ですが、この粘土質に覆われたのが良かったのです。アンモライトにとっては、殻の表面のアラレ石(アラゴナイト)を変質されることなく保存でき、方解石に変わることなく、鉄やマグネシウムといった鉱物に置換することができたのです。