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直径最大部17センチ!大変希少な完全体!カナダ・アルバータ州が生んだ宝石、アンモ「ラ」イト(Ammolite)の完全個体/【al416】
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こちらは、遊色アンモナイトの王様であり、世界中にファンを持つアンモ「ラ」イトの完全個体です。全体の形が残されているこのような個体は、断片(ピース)とは異なり、比較にならないほど高い価値があります。
アンモライトは、カナダ・ロッキー山脈東側斜面でのみ発見される、極めて希少なアンモナイトの一つです。およそ8000万年前に生息していたプラセンチセラスというアンモナイトの殻が、悠久の時を経て宝石化したものです。
殻の表層に存在する遊色層が様々な色を呈し、光があたる角度によって模様や色彩が変化します。一般的な遊色アンモナイトとは異なり、このアンモ「ラ」イトの遊色層は分厚く、複雑なため、濃く深い色を呈します。その色彩は虹やオーロラに例えられ、独特の美しさを生み出します。
アンモライトは化石コレクターの間で人気を集める一方、宝石としても広く認知されています。実際、1981年には世界宝石連盟により正式に宝石として認定されました。生物起源の宝石は珍しく、アンモライトのほかにも、琥珀や真珠などが広く知られています。
遊色層はわずか数ミリと非常に薄いため、保護のために表面には薄く樹脂が塗布されています。
他の遊色アンモナイトには見られない、濃い発色となめらかなグラデーションが特徴です。
プラセンチセラスには数種類があり、このようなスムースな標本を持つものはP. meeke(ミーキ)種に分類されます。一般的にはカナダ・アルバータ州のベアバウ層でのみ採集され、高値で取引されています。
手に取って角度を変えると、このような美しい遊色が現れます。
角度を変えると、光の当たっていなかった部分に色彩が現れるなど、ダイナミックな色の変化が、アンモライトの最大の特徴です。
濃い朱色。オレンジに近いこの色合いは、アンモライトならではと言えるでしょう。他の地域の遊色アンモナイトでは見られない色合いです。
直径最大部17センチ。
100円玉との比較。大変希少なアンモ「ラ」イトの完全体です。
商品スペック
商品ID | al416 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 直径最大部17センチ!大変希少な完全体!カナダ・アルバータ州が生んだ宝石、アンモ「ラ」イト(Ammolite)の完全個体 |
産地 | Alberta, Canada |
サイズ | 直径17cm 厚4.3cm |
商品解説 | 直径最大部17センチ!大変希少な完全体!カナダ・アルバータ州が生んだ宝石、アンモ「ラ」イト(Ammolite)の完全個体専用のスタンドをおつけします。 |
この商品を購入されたお客様のお声
アルバータ産のラベルまでありがとうございます。一味異なる超巨大遊色を堪能できそうです。それと、サービスの標本もダブりが少なく予定外の標本箱も充実して参りました。こちらも感謝感謝です。
東京都/男性
アンモライトとは?
アンモナイトの中で、特に虹色に光り輝く化石を「アンモライト」と言います。1981年にCIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)によって正式に宝石に認定されました。
世界で唯一、カナダだけ
アンモライトは、カナダのアルバータ州でしか産出されません。この採掘場だけ、圧力・温度・周りの岩石の成分が最高のバランスを保ちアンモナイトを1億年かけて虹色に輝かせました。
薄い・もろい・少ない、だから価値がある!
アンモライトの殻は数mm程度でもろく、無損傷の感全体は数十万~数百万円で取引されています。価値はもちろんサイズと遊色度合いに依存します。原石のカケラや、カケラを加工した装飾品が一般に市場に出ています。
地球がつくった最高傑作
アンモライトは見る角度を変えると様々な色に光ります。これを遊色と言います。1億年の歳月を感じながら手にとって眺めていると時間の経つのも忘れてしまいます。
アンモライトをつくった大自然、アルバータ州の国立公園
アルバータ地方でのアモンライトの採掘現場。
画像「ammolite」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
さらに詳しいアンモライトのこと
白亜紀後期のカンパニアン紀、北アメリカ大陸のベアパウ層とよばれる地層で保存された、光輝くアンモナイトのことを「アンモライト」と呼びます。
どこで採れる?
アンモナイトが数千万年の時を経て宝石化したものを、人々は特別に「アンモライト」と名付けたのは、そう昔のことではありません。古代の世界中の海にアンモナイトは存在すれど、アンモライトと呼べる石は、北米のBeapaw層だけで見つかっているごくかぎられたアンモナイト化石です。ベアパウ(Beapaw)層は、カナダ西部のアルバータ州とアルバータ州の東側に位置するサスカチュワン州を経て、さらに南に下ったアメリカのモンタナ州に至る地層です。この地層だけに、宝石の輝きをもつアンモライトが眠っています。
なぜアンモライトはできた?
ロッキー山脈が走る北米大陸の内陸部にあたるベアパウ層からなぜ、海中生物であるアンモナイト(のちにアンモライト)が発見されるのでしょうか?それは、白亜紀当時、北米大陸には内陸に内海が存在したからです。西部内陸海道(WesternInteriorSeaway)と名付けられた内海は、白亜紀中期から後期、海進により、ロッキー山脈を境界にして大陸を東と西に二分する巨大な海でした。東をアパラチア(Appalachia)大陸、西をララミディア(Laramidia)大陸とよんでいます。その後、隆起によって海岸線が後退して、海の中にあった地面が陸上にあらわれてきます。いわゆる海退が起こると、アンモナイトは粘土質のベントナイトという層に堆積して埋もれることになったわけです。
アンモライトは粘土に覆われてできた
現在では、軟膏や化粧品、猫の砂にも用いられるベントナイトとよばれる粘土ですが、この粘土質に覆われたのが良かったのです。アンモライトにとっては、殻の表面のアラレ石(アラゴナイト)を変質されることなく保存でき、方解石に変わることなく、鉄やマグネシウムといった鉱物に置換することができたのです。