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緋色を呈する美しいアンモライトを使ったピンブローチのご紹介。生物由来の宝石ならではの自然な色合いをお楽しみ下さい。/【al247】
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こちらは緋色が特徴的なカナダ産のアンモライトを使ったピンブローチです。鮮やかな色が出ます。
アンモライトは1981年に世界宝石連盟によって正式に宝石として認定されました。宝石といえば、ダイモンド、サファイヤ、ルビーのように鉱物をベストアングルでカットしたものが一般的ですが、アンモライトは、琥珀、真珠に続く、生物起源の宝石として現在ますます注目が高まっています。鉱物由来の宝石と異なり、とくに加工せずとも、まばゆい光とともに美しい色を生み出します。
アンモライトは北米ロッキー山脈の東側斜面でのみ採集される、プラセンチセラスという名前のアンモナイトの殻です。ブランドとして認知サれているという点や、遊色の強力さで、それ以外の地域の遊色するアンモナイトとは一線を画する存在です。遊色するアラゴナイト層が堆積時に一度破砕され、再び結合下、という複雑なプロセスを経ており、ワンランク上の遊色でコレクターを楽しませてくれます。
写真からはわかりにくいのですが、アンモライトの美しさは、一般的な宝石のようなシンプルなものではありません。ある角度からは単に黒っぽい石にしか見えないのに、一定の角度で、突如として、このような色が現れます。そのダイナミックな変化こそがコレクターを引きつける最大の特徴と言えるでしょう。まさに加工を最小限に留めた生物由来の宝石ならではの特徴と言えるのではないでしょうか。表面が傷つかないように、薄くコーティングが施されています。
裏面はピンブローチとして使える加工が施されています。
100円玉をひと回り小さくしたサイズです。緋色を呈する美しいアンモライトを使ったピンブローチのご紹介でした。
商品スペック
商品ID | al247 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 緋色を呈する美しいアンモライトを使ったピンブローチのご紹介。生物由来の宝石ならではの自然な色合いをお楽しみ下さい。 |
産地 | Alberta, Canada |
サイズ | アンモライト本体1.5cm×1cm×厚0.3cm |
商品解説 | 緋色を呈する美しいアンモライトを使ったピンブローチのご紹介。生物由来の宝石ならではの自然な色合いをお楽しみ下さい。 |
アンモライトとは?
アンモナイトの中で、特に虹色に光り輝く化石を「アンモライト」と言います。1981年にCIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)によって正式に宝石に認定されました。
世界で唯一、カナダだけ
アンモライトは、カナダのアルバータ州でしか産出されません。この採掘場だけ、圧力・温度・周りの岩石の成分が最高のバランスを保ちアンモナイトを1億年かけて虹色に輝かせました。
薄い・もろい・少ない、だから価値がある!
アンモライトの殻は数mm程度でもろく、無損傷の感全体は数十万~数百万円で取引されています。価値はもちろんサイズと遊色度合いに依存します。原石のカケラや、カケラを加工した装飾品が一般に市場に出ています。
地球がつくった最高傑作
アンモライトは見る角度を変えると様々な色に光ります。これを遊色と言います。1億年の歳月を感じながら手にとって眺めていると時間の経つのも忘れてしまいます。
アンモライトをつくった大自然、アルバータ州の国立公園
アルバータ地方でのアモンライトの採掘現場。
画像「ammolite」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
さらに詳しいアンモライトのこと
白亜紀後期のカンパニアン紀、北アメリカ大陸のベアパウ層とよばれる地層で保存された、光輝くアンモナイトのことを「アンモライト」と呼びます。
どこで採れる?
アンモナイトが数千万年の時を経て宝石化したものを、人々は特別に「アンモライト」と名付けたのは、そう昔のことではありません。古代の世界中の海にアンモナイトは存在すれど、アンモライトと呼べる石は、北米のBeapaw層だけで見つかっているごくかぎられたアンモナイト化石です。ベアパウ(Beapaw)層は、カナダ西部のアルバータ州とアルバータ州の東側に位置するサスカチュワン州を経て、さらに南に下ったアメリカのモンタナ州に至る地層です。この地層だけに、宝石の輝きをもつアンモライトが眠っています。
なぜアンモライトはできた?
ロッキー山脈が走る北米大陸の内陸部にあたるベアパウ層からなぜ、海中生物であるアンモナイト(のちにアンモライト)が発見されるのでしょうか?それは、白亜紀当時、北米大陸には内陸に内海が存在したからです。西部内陸海道(WesternInteriorSeaway)と名付けられた内海は、白亜紀中期から後期、海進により、ロッキー山脈を境界にして大陸を東と西に二分する巨大な海でした。東をアパラチア(Appalachia)大陸、西をララミディア(Laramidia)大陸とよんでいます。その後、隆起によって海岸線が後退して、海の中にあった地面が陸上にあらわれてきます。いわゆる海退が起こると、アンモナイトは粘土質のベントナイトという層に堆積して埋もれることになったわけです。
アンモライトは粘土に覆われてできた
現在では、軟膏や化粧品、猫の砂にも用いられるベントナイトとよばれる粘土ですが、この粘土質に覆われたのが良かったのです。アンモライトにとっては、殻の表面のアラレ石(アラゴナイト)を変質されることなく保存でき、方解石に変わることなく、鉄やマグネシウムといった鉱物に置換することができたのです。