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特大!いわゆる”ドラゴンスキン”を示す独特の模様と青から赤までフルスペクトルの色を呈する、立派なアンモライト(Ammolite)のピース/【al234】
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こちらは大サイズのアンモライトのピース(部分)標本です。写真右側にヘソへと続く部分が見えます。ブルーからレッドまでほぼ全域の色を呈します。
写真上のほうがヘソです。アンモライトとは、コーライト社が名付けた登録商標で、分類学的にはプラセンチセラスのことを指します。プラセンチセラスは世界中で採集されるアンモナイトの一グループですが、カナダ・アルバータ州の特定地域で採集される、遊色を有した殻を持つ美しい標本に限定して、アンモライトと呼ばれています。アンモライトは、殻の表層部のアラゴナイト層が特殊な形で保存されているため、鮮やかな遊色を有しています。アラゴナイト層が破壊されることなく保存されている標本はアンモライトに限りませんが、この地域の標本は特殊かつ絶妙な状態で保存されているため、他地域の標本とは異なる独特で強い色合いを持っています。
竜の鱗(ドラゴンスキン)とも評される、ステンドグラス状の独特の味わい持つ模様。
希少色とされる紫から赤までグラデーションを楽しめます。
アンモライトならではの強い発色。フルスペクトルの色の変化を楽しめます。
長いところで16センチという、立派なピース。
裏面は頁岩がむき出しの状態です。アンモライトの母岩の色はたいていこのようなグレイです。
100円玉との比較。いわゆる”ドラゴンスキン”を示す独特の模様と青から赤までフルスペクトルの色を呈する、立派なアンモライトピースです。
商品スペック
商品ID | al234 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 特大!いわゆる”ドラゴンスキン”を示す独特の模様と青から赤までフルスペクトルの色を呈する、立派なアンモライト(Ammolite)のピース |
産地 | Alberta, Canada |
サイズ | 16.3cm×11.16cm×厚7.6cm |
商品解説 | 特大!いわゆる”ドラゴンスキン”を示す独特の模様と青から赤までフルスペクトルの色を呈する、立派なアンモライト(Ammolite)のピース |
この商品を購入されたお客様のお声
ずっと気になっていたアンモライトの特大ピースを手に入れることができました。今まで小さなアンモライトを購入したことはありましたが、今回のピースはずっしりと重く存在感があり、紫、緑から赤までグラデーションを楽しむことができました。
広島県/男性
アンモライトとは?
アンモナイトの中で、特に虹色に光り輝く化石を「アンモライト」と言います。1981年にCIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)によって正式に宝石に認定されました。
世界で唯一、カナダだけ
アンモライトは、カナダのアルバータ州でしか産出されません。この採掘場だけ、圧力・温度・周りの岩石の成分が最高のバランスを保ちアンモナイトを1億年かけて虹色に輝かせました。
薄い・もろい・少ない、だから価値がある!
アンモライトの殻は数mm程度でもろく、無損傷の感全体は数十万~数百万円で取引されています。価値はもちろんサイズと遊色度合いに依存します。原石のカケラや、カケラを加工した装飾品が一般に市場に出ています。
地球がつくった最高傑作
アンモライトは見る角度を変えると様々な色に光ります。これを遊色と言います。1億年の歳月を感じながら手にとって眺めていると時間の経つのも忘れてしまいます。
アンモライトをつくった大自然、アルバータ州の国立公園
アルバータ地方でのアモンライトの採掘現場。
画像「ammolite」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
さらに詳しいアンモライトのこと
白亜紀後期のカンパニアン紀、北アメリカ大陸のベアパウ層とよばれる地層で保存された、光輝くアンモナイトのことを「アンモライト」と呼びます。
どこで採れる?
アンモナイトが数千万年の時を経て宝石化したものを、人々は特別に「アンモライト」と名付けたのは、そう昔のことではありません。古代の世界中の海にアンモナイトは存在すれど、アンモライトと呼べる石は、北米のBeapaw層だけで見つかっているごくかぎられたアンモナイト化石です。ベアパウ(Beapaw)層は、カナダ西部のアルバータ州とアルバータ州の東側に位置するサスカチュワン州を経て、さらに南に下ったアメリカのモンタナ州に至る地層です。この地層だけに、宝石の輝きをもつアンモライトが眠っています。
なぜアンモライトはできた?
ロッキー山脈が走る北米大陸の内陸部にあたるベアパウ層からなぜ、海中生物であるアンモナイト(のちにアンモライト)が発見されるのでしょうか?それは、白亜紀当時、北米大陸には内陸に内海が存在したからです。西部内陸海道(WesternInteriorSeaway)と名付けられた内海は、白亜紀中期から後期、海進により、ロッキー山脈を境界にして大陸を東と西に二分する巨大な海でした。東をアパラチア(Appalachia)大陸、西をララミディア(Laramidia)大陸とよんでいます。その後、隆起によって海岸線が後退して、海の中にあった地面が陸上にあらわれてきます。いわゆる海退が起こると、アンモナイトは粘土質のベントナイトという層に堆積して埋もれることになったわけです。
アンモライトは粘土に覆われてできた
現在では、軟膏や化粧品、猫の砂にも用いられるベントナイトとよばれる粘土ですが、この粘土質に覆われたのが良かったのです。アンモライトにとっては、殻の表面のアラレ石(アラゴナイト)を変質されることなく保存でき、方解石に変わることなく、鉄やマグネシウムといった鉱物に置換することができたのです。