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極上の輝き!これぞトップランク!アンモライトのピース。この遊色はもはや変身。/【al194】
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明らかにトップランクの輝きを放つ、アンモライトのピースをご紹介しましょう。非常に色が濃い。どこから見ても強く輝く、色の厚さが最大の魅力。
このアンモライトピースの輝きは、アンモライトが遊色アンモナイトのキングであることを証明しています。どこから見ても、同等に強く輝くのです。写真だけではお伝えしきれないのが残念でなりませんが、輝きに角度の制限がなく、どこから見ても美しく強く輝きます。これを色の”厚み”という言葉で表現しています。
また、このピースの特徴はわずかな光でも敏感に反応して強く輝くという特徴があります。イリデッセンス(iridescence)を有する層(真珠層)が相当な厚みを持っているのではないかと推察されます。もともとアンモライトは他の遊色アンモナイトと比較しても、真珠層が厚いことで知られていますが、この標本はその中でもワンランク上の輝きを持っています。
そして色の複雑性にもご注目ください。たとえば、この鮮やかな朱色。朱色と言っても、オレンジに見える時、赤に見える時があり、当たる角度によってその間を自由に往来します。そのダイナミックな変化にあっと声を上げてしまうことでしょう。
この色を御覧ください。ここからわずかに角度を浅く傾けてみましょう。
この色の変化!いくらアンモライトの色の変化がダイナミックとは言え、これはもはや”変身”といった良いのではないか。さらに少し角度を変えてみましょう。
いかがでしょうか?2つ前の写真と見比べると、これが同じ標本だとは思えないほどです。
角度を戻してみたところ、赤が一気に優勢に!
緑の発色も鮮やか。蛍光性を備えているため、眩しいほど。
これぞアンモライト!と唸ってしまう派手さ。
特定の角度ではイエローも出現。
この赤のグラデーションだけでノックアウトされそう。深い色でも発色が良い。
美しいカットをいくつか撮影しました。御覧ください。
100円玉との比較。いかがだったでしょうか?これぞハイクラスのアンモライトのピースです。
極上の輝きを放つ最高クラスの逸品です。
商品スペック
商品ID | al194 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 極上の輝き!これぞトップランク!アンモライトのピース。この遊色はもはや変身。 |
産地 | Albert, Canada |
サイズ | 7cm×5cm×厚1.1cm |
商品解説 | 極上の輝き!これぞトップランク!アンモライトのピース。この遊色はもはや変身。 |
アンモライトとは?
アンモナイトの中で、特に虹色に光り輝く化石を「アンモライト」と言います。1981年にCIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)によって正式に宝石に認定されました。
世界で唯一、カナダだけ
アンモライトは、カナダのアルバータ州でしか産出されません。この採掘場だけ、圧力・温度・周りの岩石の成分が最高のバランスを保ちアンモナイトを1億年かけて虹色に輝かせました。
薄い・もろい・少ない、だから価値がある!
アンモライトの殻は数mm程度でもろく、無損傷の感全体は数十万~数百万円で取引されています。価値はもちろんサイズと遊色度合いに依存します。原石のカケラや、カケラを加工した装飾品が一般に市場に出ています。
地球がつくった最高傑作
アンモライトは見る角度を変えると様々な色に光ります。これを遊色と言います。1億年の歳月を感じながら手にとって眺めていると時間の経つのも忘れてしまいます。
アンモライトをつくった大自然、アルバータ州の国立公園
アルバータ地方でのアモンライトの採掘現場。
画像「ammolite」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
さらに詳しいアンモライトのこと
白亜紀後期のカンパニアン紀、北アメリカ大陸のベアパウ層とよばれる地層で保存された、光輝くアンモナイトのことを「アンモライト」と呼びます。
どこで採れる?
アンモナイトが数千万年の時を経て宝石化したものを、人々は特別に「アンモライト」と名付けたのは、そう昔のことではありません。古代の世界中の海にアンモナイトは存在すれど、アンモライトと呼べる石は、北米のBeapaw層だけで見つかっているごくかぎられたアンモナイト化石です。ベアパウ(Beapaw)層は、カナダ西部のアルバータ州とアルバータ州の東側に位置するサスカチュワン州を経て、さらに南に下ったアメリカのモンタナ州に至る地層です。この地層だけに、宝石の輝きをもつアンモライトが眠っています。
なぜアンモライトはできた?
ロッキー山脈が走る北米大陸の内陸部にあたるベアパウ層からなぜ、海中生物であるアンモナイト(のちにアンモライト)が発見されるのでしょうか?それは、白亜紀当時、北米大陸には内陸に内海が存在したからです。西部内陸海道(WesternInteriorSeaway)と名付けられた内海は、白亜紀中期から後期、海進により、ロッキー山脈を境界にして大陸を東と西に二分する巨大な海でした。東をアパラチア(Appalachia)大陸、西をララミディア(Laramidia)大陸とよんでいます。その後、隆起によって海岸線が後退して、海の中にあった地面が陸上にあらわれてきます。いわゆる海退が起こると、アンモナイトは粘土質のベントナイトという層に堆積して埋もれることになったわけです。
アンモライトは粘土に覆われてできた
現在では、軟膏や化粧品、猫の砂にも用いられるベントナイトとよばれる粘土ですが、この粘土質に覆われたのが良かったのです。アンモライトにとっては、殻の表面のアラレ石(アラゴナイト)を変質されることなく保存でき、方解石に変わることなく、鉄やマグネシウムといった鉱物に置換することができたのです。