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ギラギラと変化するダイナミックな遊色、アンモライト、ドラゴンスキン/【al193】
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こちらは特殊なテクスチュアを示すアンモライトピースです。ステンドグラスのようなカットが入ったこのテクスチュアはドラゴンスキンと呼ばれ大変人気があります。
竜のウロコのニックネームで呼ばれるこの特殊なアンモライト。角度を傾けると、様々な色を呈します。アンモライトの遊色としては最も一般的な色である朱色を中心に非常に明るい色合いを見せてくれます。
角度を変えると、あら不思議!緑が優勢に。まるで違う標本のようですね。この現象をイリデッセンス(iridescence)といいます。
殻の層が光を反射し、きらきら輝きます。その際、青や赤、緑などの様々な色を反射します。ほぼ真上から見ると朱色を中心に輝きます。
朱色といってもその色の変化は豊富で、赤から黄、その中間色、緑、青など、本当に様々な色を呈するのです。
それぞれの色が非常に強く厚みがある。
遊色を示すアンモナイトの化石は世界中にありますが、色の厚み、鮮やかさでは、アンモライトの右に出るものはないでしょう。
まさに遊色アンモナイトの王様と言って良い存在です。
アンモライトは世界宝石協会によって1985年に正式に宝石として認定されました。
この輝きを見れば、宝石として認定しない理由はありませんね。
手のひらを少し傾けると色が次々と変化していきます。この連続的な変化は、実物を手にとってご覧いただくしかありません。
世界中にアンモライトのファンがいます。生物由来の宝石ゆえ、一つとして同じ輝きは存在しません。それぞれに個性があるのです。その個性の多様性がアンモライトの人気の理由の一つであることは間違いないでしょう。
ドラゴンスキンならではのギラギラとした色の変化。
ダイナミックな色の変化こそが、ドラゴンスキンの真骨頂。
緑が優勢になるカット。
100円玉との比較。宝石のような、ではなく、宝石ならではの輝きをお楽しみください。
高品位のアンモライトピースをお探しの方に強くおすすめする逸品です。
商品スペック
商品ID | al193 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | ギラギラと変化するダイナミックな遊色、アンモライト、ドラゴンスキン |
産地 | Albert, Canada |
サイズ | 4.5cm×3cm×厚0.7cm |
商品解説 | ギラギラと変化するダイナミックな遊色、アンモライト、ドラゴンスキン |
アンモライトとは?
アンモナイトの中で、特に虹色に光り輝く化石を「アンモライト」と言います。1981年にCIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)によって正式に宝石に認定されました。
世界で唯一、カナダだけ
アンモライトは、カナダのアルバータ州でしか産出されません。この採掘場だけ、圧力・温度・周りの岩石の成分が最高のバランスを保ちアンモナイトを1億年かけて虹色に輝かせました。
薄い・もろい・少ない、だから価値がある!
アンモライトの殻は数mm程度でもろく、無損傷の感全体は数十万~数百万円で取引されています。価値はもちろんサイズと遊色度合いに依存します。原石のカケラや、カケラを加工した装飾品が一般に市場に出ています。
地球がつくった最高傑作
アンモライトは見る角度を変えると様々な色に光ります。これを遊色と言います。1億年の歳月を感じながら手にとって眺めていると時間の経つのも忘れてしまいます。
アンモライトをつくった大自然、アルバータ州の国立公園
アルバータ地方でのアモンライトの採掘現場。
画像「ammolite」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
さらに詳しいアンモライトのこと
白亜紀後期のカンパニアン紀、北アメリカ大陸のベアパウ層とよばれる地層で保存された、光輝くアンモナイトのことを「アンモライト」と呼びます。
どこで採れる?
アンモナイトが数千万年の時を経て宝石化したものを、人々は特別に「アンモライト」と名付けたのは、そう昔のことではありません。古代の世界中の海にアンモナイトは存在すれど、アンモライトと呼べる石は、北米のBeapaw層だけで見つかっているごくかぎられたアンモナイト化石です。ベアパウ(Beapaw)層は、カナダ西部のアルバータ州とアルバータ州の東側に位置するサスカチュワン州を経て、さらに南に下ったアメリカのモンタナ州に至る地層です。この地層だけに、宝石の輝きをもつアンモライトが眠っています。
なぜアンモライトはできた?
ロッキー山脈が走る北米大陸の内陸部にあたるベアパウ層からなぜ、海中生物であるアンモナイト(のちにアンモライト)が発見されるのでしょうか?それは、白亜紀当時、北米大陸には内陸に内海が存在したからです。西部内陸海道(WesternInteriorSeaway)と名付けられた内海は、白亜紀中期から後期、海進により、ロッキー山脈を境界にして大陸を東と西に二分する巨大な海でした。東をアパラチア(Appalachia)大陸、西をララミディア(Laramidia)大陸とよんでいます。その後、隆起によって海岸線が後退して、海の中にあった地面が陸上にあらわれてきます。いわゆる海退が起こると、アンモナイトは粘土質のベントナイトという層に堆積して埋もれることになったわけです。
アンモライトは粘土に覆われてできた
現在では、軟膏や化粧品、猫の砂にも用いられるベントナイトとよばれる粘土ですが、この粘土質に覆われたのが良かったのです。アンモライトにとっては、殻の表面のアラレ石(アラゴナイト)を変質されることなく保存でき、方解石に変わることなく、鉄やマグネシウムといった鉱物に置換することができたのです。