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こんなに色が変化する!?劇的に変化する色を楽しめる、ドロップのようなカラフルアンモライト/【al110】
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ドロップのような照り感とつややかさ!色が劇的に変化するアンモライトカボションの登場です。
本標本の特徴は、濃いブラッドレッドからの、劇的な色彩変化です。
まずは、この色をご記憶ください。あっと驚くような劇的変化を遂げ緑色に変わります。
さあ、少しずつ光の角度を変化させていきます。。。
まずは夕焼け色。
イタリアンオレンジジュースのような色へ変化しました。一面が隙なく光る点にもご注目ください。
おやおや、様子が変わってきましたね。
いきなり真グリーンです!中にLED照明でも入っているかのごとく、ダイレクトにビビッドに輝きが目の中に飛び込んできます。もちろん、入っておりませんが。
もはや、先ほどの濃い赤色と同じ標本には思えません。
ぱっと光を当てる角度を変えると、ご覧のごとく元通りに。もちろん、同じ標本です。
変化が楽しく、何度でもやってみたくなります。
う~ん、やはり不思議です。ひとつのアンモライトで、4個分も5個分も異なるアンモライトを所有している気分にさせてくれますね。
大きさはこのくらい。手元でみると、可愛らしいドロップのようです。本当に間違えて呑みこまないでくださいね。
くるくる回して色遊びを!劇的変化で飽きることを知らない、カラフルアンモライトでした。
商品スペック
商品ID | al110 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | こんなに色が変化する!?劇的に変化する色を楽しめる、ドロップのようなカラフルアンモライト |
産地 | Albert, Canada |
サイズ | 横 4cm / 縦 3.2cm / 奥行き 0.5cm |
商品解説 | 濃い赤色だった標本が、見る間に濃い緑色へと変化する、カラフルなアンモライトが登場です。 本標本の特徴は、様変わりする色彩の変化にあります。 赤を基調として、オレンジ、黄色、黄緑、そして濃い緑色へと、光の当てる角度をかえると次々に変化していきます。 大きさは、手のひらにすっぽりおさまるサイズで、照り感のある標本はまるで、ドロップのようです。 見飽きることを知らない標本とは、まさにこのこと。 見れば見るほど、自然が作ったカラフルな世界のとりこになるアンモライトです。 |
アンモライトとは?
アンモナイトの中で、特に虹色に光り輝く化石を「アンモライト」と言います。1981年にCIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)によって正式に宝石に認定されました。
世界で唯一、カナダだけ
アンモライトは、カナダのアルバータ州でしか産出されません。この採掘場だけ、圧力・温度・周りの岩石の成分が最高のバランスを保ちアンモナイトを1億年かけて虹色に輝かせました。
薄い・もろい・少ない、だから価値がある!
アンモライトの殻は数mm程度でもろく、無損傷の感全体は数十万~数百万円で取引されています。価値はもちろんサイズと遊色度合いに依存します。原石のカケラや、カケラを加工した装飾品が一般に市場に出ています。
地球がつくった最高傑作
アンモライトは見る角度を変えると様々な色に光ります。これを遊色と言います。1億年の歳月を感じながら手にとって眺めていると時間の経つのも忘れてしまいます。
アンモライトをつくった大自然、アルバータ州の国立公園
アルバータ地方でのアモンライトの採掘現場。
画像「ammolite」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
さらに詳しいアンモライトのこと
白亜紀後期のカンパニアン紀、北アメリカ大陸のベアパウ層とよばれる地層で保存された、光輝くアンモナイトのことを「アンモライト」と呼びます。
どこで採れる?
アンモナイトが数千万年の時を経て宝石化したものを、人々は特別に「アンモライト」と名付けたのは、そう昔のことではありません。古代の世界中の海にアンモナイトは存在すれど、アンモライトと呼べる石は、北米のBeapaw層だけで見つかっているごくかぎられたアンモナイト化石です。ベアパウ(Beapaw)層は、カナダ西部のアルバータ州とアルバータ州の東側に位置するサスカチュワン州を経て、さらに南に下ったアメリカのモンタナ州に至る地層です。この地層だけに、宝石の輝きをもつアンモライトが眠っています。
なぜアンモライトはできた?
ロッキー山脈が走る北米大陸の内陸部にあたるベアパウ層からなぜ、海中生物であるアンモナイト(のちにアンモライト)が発見されるのでしょうか?それは、白亜紀当時、北米大陸には内陸に内海が存在したからです。西部内陸海道(WesternInteriorSeaway)と名付けられた内海は、白亜紀中期から後期、海進により、ロッキー山脈を境界にして大陸を東と西に二分する巨大な海でした。東をアパラチア(Appalachia)大陸、西をララミディア(Laramidia)大陸とよんでいます。その後、隆起によって海岸線が後退して、海の中にあった地面が陸上にあらわれてきます。いわゆる海退が起こると、アンモナイトは粘土質のベントナイトという層に堆積して埋もれることになったわけです。
アンモライトは粘土に覆われてできた
現在では、軟膏や化粧品、猫の砂にも用いられるベントナイトとよばれる粘土ですが、この粘土質に覆われたのが良かったのです。アンモライトにとっては、殻の表面のアラレ石(アラゴナイト)を変質されることなく保存でき、方解石に変わることなく、鉄やマグネシウムといった鉱物に置換することができたのです。