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七色スペクトルが確認できる!四季を詰め込んだラッキー7なアンモライト/【al097】
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緑、赤、橙、黄色、黄緑、青、紫、すべての色を同時に観察できる、という実にラッキーな標本です。しかも、どの色もはっきりくっきりビビッドな色合いです。
しかも、形がいいんです!四角でコンパクト。
龍のうろこ状でしかも、七色スペクトルのグラデーション。
いいですねー。美しいっ
ブルーの発色が本当にしっかりしています。ブルーは通常、もっと淡いのですがねぇ。淡いのもよいですが、ここまでビビッドなのもよいですね。
紫に近いものから、南の島の浅海のようなオーシャンブルーまで。
暖色系も実に豊かでしょう。まさに実りの秋です。
春のグリーン。
四季の国、日本のような実にさまざまな色が入り混じっています。しかし、それぞれが自らのテリトリーにしっかり収まり、絶妙なバランスを保っています。
置く方向を変えると、また色が変わります。
手の平に余るほどのサイズですが、形がよいので持ちやすいです。
裏面にも色が出ています。
ほとんど見かけない、七色スペクトルがオールビビッドなアンモライトです!これはお薦め。
商品スペック
商品ID | al097 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 七色スペクトルが確認できる!四季を詰め込んだラッキー7なアンモライト |
産地 | Albert, Canada |
サイズ | 横11cm / 縦 8cm / 奥行き 5cm |
商品解説 | 全てのスペクトルを同じ角度で観察できるアンモライトってなかなかないです。 理由は単純、色は表面のアラゴナイト層の厚さで決まります。青色のアンモライトが少ないのは、青の層がごく薄だからなんですね。 その意味では、同じ角度でしかもそれほど大きくない標本で一気に、全色が確認できるのは、とっても珍しいのです。 つ・ま・り、まさに一つで7回美味しいアンモライトと言っていいでしょうね。 しかも、それぞれの色がはっきりと光ります。 もちろん、淡い色のほうが渋くて好きだ、という人もいるでしょうね。 この標本は非常にビビッドな色でくっくりと確認できるタイプです。 人で言えば、多趣味で快活な人??元気でパワフルな感じですね。 ぜひ、このアンモライトから生きる活力を分けてもらいましょう!! |
アンモライトとは?
アンモナイトの中で、特に虹色に光り輝く化石を「アンモライト」と言います。1981年にCIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)によって正式に宝石に認定されました。
世界で唯一、カナダだけ
アンモライトは、カナダのアルバータ州でしか産出されません。この採掘場だけ、圧力・温度・周りの岩石の成分が最高のバランスを保ちアンモナイトを1億年かけて虹色に輝かせました。
薄い・もろい・少ない、だから価値がある!
アンモライトの殻は数mm程度でもろく、無損傷の感全体は数十万~数百万円で取引されています。価値はもちろんサイズと遊色度合いに依存します。原石のカケラや、カケラを加工した装飾品が一般に市場に出ています。
地球がつくった最高傑作
アンモライトは見る角度を変えると様々な色に光ります。これを遊色と言います。1億年の歳月を感じながら手にとって眺めていると時間の経つのも忘れてしまいます。
アンモライトをつくった大自然、アルバータ州の国立公園
アルバータ地方でのアモンライトの採掘現場。
画像「ammolite」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
さらに詳しいアンモライトのこと
白亜紀後期のカンパニアン紀、北アメリカ大陸のベアパウ層とよばれる地層で保存された、光輝くアンモナイトのことを「アンモライト」と呼びます。
どこで採れる?
アンモナイトが数千万年の時を経て宝石化したものを、人々は特別に「アンモライト」と名付けたのは、そう昔のことではありません。古代の世界中の海にアンモナイトは存在すれど、アンモライトと呼べる石は、北米のBeapaw層だけで見つかっているごくかぎられたアンモナイト化石です。ベアパウ(Beapaw)層は、カナダ西部のアルバータ州とアルバータ州の東側に位置するサスカチュワン州を経て、さらに南に下ったアメリカのモンタナ州に至る地層です。この地層だけに、宝石の輝きをもつアンモライトが眠っています。
なぜアンモライトはできた?
ロッキー山脈が走る北米大陸の内陸部にあたるベアパウ層からなぜ、海中生物であるアンモナイト(のちにアンモライト)が発見されるのでしょうか?それは、白亜紀当時、北米大陸には内陸に内海が存在したからです。西部内陸海道(WesternInteriorSeaway)と名付けられた内海は、白亜紀中期から後期、海進により、ロッキー山脈を境界にして大陸を東と西に二分する巨大な海でした。東をアパラチア(Appalachia)大陸、西をララミディア(Laramidia)大陸とよんでいます。その後、隆起によって海岸線が後退して、海の中にあった地面が陸上にあらわれてきます。いわゆる海退が起こると、アンモナイトは粘土質のベントナイトという層に堆積して埋もれることになったわけです。
アンモライトは粘土に覆われてできた
現在では、軟膏や化粧品、猫の砂にも用いられるベントナイトとよばれる粘土ですが、この粘土質に覆われたのが良かったのです。アンモライトにとっては、殻の表面のアラレ石(アラゴナイト)を変質されることなく保存でき、方解石に変わることなく、鉄やマグネシウムといった鉱物に置換することができたのです。