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見ているだけで気分爽快!青と緑が際立つグラデーションアンモライト/【al093】
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見ているだけで爽快な気分になれそうな、青と緑のグラデーションアンモライトが登場です。
なんて爽やかな配色!稀少色青が広い面で確認できます。
疲れたとき、忙しいときにこの標本に目を落としたとしましょう。きっと、気分爽快!気持ちあらたにスッキリ行動できそうです。そんな爽やかさをもった標本です。
それにしましても、よくアンモライトは青が稀少だと聞かれるかもしれませんが、なぜなのか理由をご存知でしょうか?
アンモライトは、アンモ「ナ」イトが、長い長い年月をかけて遊色化したものです。1万種あるアンモナイトの中からアンモライトになるのは、たった2種類と言われています。このアンモライト、アラゴナイトという炭酸カルシウムからなる鉱物に置換されるんです。
アラゴナイトは?霰石(あられいし)ともいいます。アラゴナイト層は、板状の形をしているのですが、この層が薄く脆いと青色が、比較的厚いと赤や緑色が出るのです。
青色はアラゴナイトの板状の層が薄いので、脆く剥がれやすい。ゆえに確率的に残りにくいということから、珍重されるのですね。
大変な年月とラッキーが積み重なって、今この色が味わえるというわけです。感謝!
ちなみに、青色同様、紫色も稀少色です。我々がアンモライトから青色とか紫色を発見したときは「よくぞ君は残ってくれた!」という思いに駆られて嬉しくなってしまうというわけです。
この光り方!文句のつけようがありません。片手で持っていますが、あまりオススメしません。腕が震えます。重量感あります。
これほど広い面ですき間なく輝いているのがまずすごいのです。さらに鈍い色がないのがこの標本のまた凄いところ。品質が良くないと、白くにごったような色が出る場合がありますが、本標本はどこまでも透き通るクリアな色です。
個人的には、ラウンド面が上になるこの置き方が一番格好良いかと思います。アンモナイトの殻の外側の形がよくわかるからです。大きくラウンドしていますので、相当大きいアンモナイトがアラゴナイト化したのだと思われます。
ため息ものですね。見ているだけで、頭がスッキリ!爽快気分です。
7色をもつ幸運の石として知られているアンモライト。一つ一つの色には意味があるとされていて、青色は健康や平和、緑色は知性などを表す色とされています。素敵です。
ベストショット。これを見ずして何を見ようか!といった感じです。光はそんなに当てていません。自然光ならまた別の表情を見せてくれます。お試しあれ。
中央より少し右にオレンジ色のドットを確認できますでしょうか?寒色系の色彩に対するアクセントになっていて何とも素敵だと思いませんか。葉を食んでいるてんとう虫のようにも思えてきます。
二つとして同じ配色がないのがアンモライト。この色彩が気に入った方におすすめしたい一品です。
商品スペック
商品ID | al093 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 見ているだけで気分爽快!青と緑が際立つグラデーションアンモライト |
産地 | Albert, Canada |
サイズ | 横15cm / 縦9cm / 奥行3cm / 700g |
商品解説 | 気分爽快!青と緑が際立つグラデーションアンモライトが登場しました。 これでもか!というほど、稀少色青の美しさが表現された標本は、海の洞窟の中を想像させるような澄んだ配色です。 ラウンド型をした本標本は、かなり大きなアンモナイトが化石化したものだとわかります。 ラウンド面を上に向けて飾るのがオススメです。 標本を見ているだけで気分一新できるかのような、クリアで爽快感のあるアンモライトです。 |
この商品を購入されたお客様のお声
クリスマスのプレゼントに子供たちにそれぞれアンモライトを購入しました。対応も早くとても丁寧でラッピングも綺麗にされていました。子供たちも大喜びで暇さえあれば眺めています。ありがとうございました。
埼玉県/男性
アンモライトとは?
アンモナイトの中で、特に虹色に光り輝く化石を「アンモライト」と言います。1981年にCIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)によって正式に宝石に認定されました。
世界で唯一、カナダだけ
アンモライトは、カナダのアルバータ州でしか産出されません。この採掘場だけ、圧力・温度・周りの岩石の成分が最高のバランスを保ちアンモナイトを1億年かけて虹色に輝かせました。
薄い・もろい・少ない、だから価値がある!
アンモライトの殻は数mm程度でもろく、無損傷の感全体は数十万~数百万円で取引されています。価値はもちろんサイズと遊色度合いに依存します。原石のカケラや、カケラを加工した装飾品が一般に市場に出ています。
地球がつくった最高傑作
アンモライトは見る角度を変えると様々な色に光ります。これを遊色と言います。1億年の歳月を感じながら手にとって眺めていると時間の経つのも忘れてしまいます。
アンモライトをつくった大自然、アルバータ州の国立公園
アルバータ地方でのアモンライトの採掘現場。
画像「ammolite」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
さらに詳しいアンモライトのこと
白亜紀後期のカンパニアン紀、北アメリカ大陸のベアパウ層とよばれる地層で保存された、光輝くアンモナイトのことを「アンモライト」と呼びます。
どこで採れる?
アンモナイトが数千万年の時を経て宝石化したものを、人々は特別に「アンモライト」と名付けたのは、そう昔のことではありません。古代の世界中の海にアンモナイトは存在すれど、アンモライトと呼べる石は、北米のBeapaw層だけで見つかっているごくかぎられたアンモナイト化石です。ベアパウ(Beapaw)層は、カナダ西部のアルバータ州とアルバータ州の東側に位置するサスカチュワン州を経て、さらに南に下ったアメリカのモンタナ州に至る地層です。この地層だけに、宝石の輝きをもつアンモライトが眠っています。
なぜアンモライトはできた?
ロッキー山脈が走る北米大陸の内陸部にあたるベアパウ層からなぜ、海中生物であるアンモナイト(のちにアンモライト)が発見されるのでしょうか?それは、白亜紀当時、北米大陸には内陸に内海が存在したからです。西部内陸海道(WesternInteriorSeaway)と名付けられた内海は、白亜紀中期から後期、海進により、ロッキー山脈を境界にして大陸を東と西に二分する巨大な海でした。東をアパラチア(Appalachia)大陸、西をララミディア(Laramidia)大陸とよんでいます。その後、隆起によって海岸線が後退して、海の中にあった地面が陸上にあらわれてきます。いわゆる海退が起こると、アンモナイトは粘土質のベントナイトという層に堆積して埋もれることになったわけです。
アンモライトは粘土に覆われてできた
現在では、軟膏や化粧品、猫の砂にも用いられるベントナイトとよばれる粘土ですが、この粘土質に覆われたのが良かったのです。アンモライトにとっては、殻の表面のアラレ石(アラゴナイト)を変質されることなく保存でき、方解石に変わることなく、鉄やマグネシウムといった鉱物に置換することができたのです。