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希少色!紫と青と美しい緑色がダブルで光るアンモライト/【al074】
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紫や青色を中心に光る面。静寂さを連想させます。
ウロコ状の模様がよく出ています。
貴重な青、紫色がよく見てとれます。中央部から右側にかけて翡翠(ひすい)色、黄色の光が浮かんでおり、静寂な世界の中にあらわれるオアシスのようです。
色が微妙に変化し、紫色にまじって透明な水色のような色も見られます。
心穏やかになってしまいます。落ち着きます。
縦置きでも安定します。横置きとはまったく異なった表情を見せてくれます。
本標本は先端~中央部にかけての色の出方に特徴あります。青と緑、紫色が競い合うかのように光るのです。一つひとつのうろこにあらわれる色が異なるので、標本を手にお持ちいただきアップでまず鑑賞することをおすすめします。
全体の顔も視野に入れて眺めてみます。青と紫色はアンモライトの出る色の中で非常に少ないといわれています。本標本は天の川のごとく、青と紫色が全面を彩っています。非常に希少です。
先端部分は裏面を想像させる緑色が見られます。裏面も楽しみです。
静寂な世界を連想させるアンモライトの全体像。下の写真は裏面です。全く表情が全く異なるのでよくご覧ください。
裏面です。いかがでしょう。こちらはグリーンを基調とした爽やかな色です。
爽やかで清潔感あふれる配色です。
一万種ものアンモナイトのうち、たった2種類だけアンモライトになります。地中で何千万年と時を経てこの美しさを紡ぎ出してきたのですね。よくぞ登場してくれたものです。
貴重な青、紫色の表面だけで十分満喫できそうですが、本標本のうれしいところは、ハイクオリティの裏面が存在することです。四種類の表情(表、裏、縦、横)のバリエーションをお楽しみいただけます。
写真でご覧いただくよりも、実際持っていただくとずっしりとした重さを感じられるかと思います。
ウロコ状のグラデーション色が出るもので、より美しいものを手元に置きたい方、高貴で希少な色である紫色を心ゆくまで楽しみたい方におすすめします。
商品スペック
商品ID | al074 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 希少色!紫と青と美しい緑色がダブルで光るアンモライト |
産地 | Albert, Canada |
サイズ | 幅 7cm / 高さ 11.5cm / 厚み 3.5cm / 490g |
商品解説 | 表面は紫色を主体にした色、裏面は緑色の発色が楽しめる、ダブルフェイのアンモライトです。 本標本の特徴は、希少色である紫や青色を中心とし、強い緑色の発色が美しく出ていることです。 また、両面が光るため、気分に合わせて配置を変えていただける、バリエーション豊かでお値打ちなアンモライトです。 両面あるうち、片面は紫色主体で、ウロコ状の模様が均等にあらわれています。眺めていると心の静寂さが取り戻されるよう。もう片面は、エメラルドグリーンやグリーン、青がビビッドに主張してくる、元気で爽やかな印象を受けます。 相反する2つの表情が一度に楽しめる標本です。 横、縦置き、どちらともに安定しますが、念のため粘土で固定することをおすすめします。 |
この商品を購入されたお客様のお声
商品届きました。迅速な対応ありがとうございます。アンモライトを購入するのは初めてなのですが実際に手に取っていろいろな角度で発色を試しているとその楽しさに時を忘れます。レベルの高い標本をありがとうございました。これからもよろしくお願いします。
愛知県/男性
アンモライトとは?
アンモナイトの中で、特に虹色に光り輝く化石を「アンモライト」と言います。1981年にCIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)によって正式に宝石に認定されました。
世界で唯一、カナダだけ
アンモライトは、カナダのアルバータ州でしか産出されません。この採掘場だけ、圧力・温度・周りの岩石の成分が最高のバランスを保ちアンモナイトを1億年かけて虹色に輝かせました。
薄い・もろい・少ない、だから価値がある!
アンモライトの殻は数mm程度でもろく、無損傷の感全体は数十万~数百万円で取引されています。価値はもちろんサイズと遊色度合いに依存します。原石のカケラや、カケラを加工した装飾品が一般に市場に出ています。
地球がつくった最高傑作
アンモライトは見る角度を変えると様々な色に光ります。これを遊色と言います。1億年の歳月を感じながら手にとって眺めていると時間の経つのも忘れてしまいます。
アンモライトをつくった大自然、アルバータ州の国立公園
アルバータ地方でのアモンライトの採掘現場。
画像「ammolite」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
さらに詳しいアンモライトのこと
白亜紀後期のカンパニアン紀、北アメリカ大陸のベアパウ層とよばれる地層で保存された、光輝くアンモナイトのことを「アンモライト」と呼びます。
どこで採れる?
アンモナイトが数千万年の時を経て宝石化したものを、人々は特別に「アンモライト」と名付けたのは、そう昔のことではありません。古代の世界中の海にアンモナイトは存在すれど、アンモライトと呼べる石は、北米のBeapaw層だけで見つかっているごくかぎられたアンモナイト化石です。ベアパウ(Beapaw)層は、カナダ西部のアルバータ州とアルバータ州の東側に位置するサスカチュワン州を経て、さらに南に下ったアメリカのモンタナ州に至る地層です。この地層だけに、宝石の輝きをもつアンモライトが眠っています。
なぜアンモライトはできた?
ロッキー山脈が走る北米大陸の内陸部にあたるベアパウ層からなぜ、海中生物であるアンモナイト(のちにアンモライト)が発見されるのでしょうか?それは、白亜紀当時、北米大陸には内陸に内海が存在したからです。西部内陸海道(WesternInteriorSeaway)と名付けられた内海は、白亜紀中期から後期、海進により、ロッキー山脈を境界にして大陸を東と西に二分する巨大な海でした。東をアパラチア(Appalachia)大陸、西をララミディア(Laramidia)大陸とよんでいます。その後、隆起によって海岸線が後退して、海の中にあった地面が陸上にあらわれてきます。いわゆる海退が起こると、アンモナイトは粘土質のベントナイトという層に堆積して埋もれることになったわけです。
アンモライトは粘土に覆われてできた
現在では、軟膏や化粧品、猫の砂にも用いられるベントナイトとよばれる粘土ですが、この粘土質に覆われたのが良かったのです。アンモライトにとっては、殻の表面のアラレ石(アラゴナイト)を変質されることなく保存でき、方解石に変わることなく、鉄やマグネシウムといった鉱物に置換することができたのです。