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ヒトはなぜ二本足で立ち上がったか―サルと人間の決定的な違い
この本は天動説をくつがえしたコペルニクスの地動説に匹敵するのではないか。新進気鋭の著者が論理性を欠くダーウインの「進化論」に対し、論理一貫した「進転論」を以て、人類の成立根拠に一石を投ず。
目次
四つ足と直立二足歩行―従来の進化論では永遠に説明のつかない直立二足歩行の謎
進化論のあいまいさ―矛盾だらけのダーウィン進化論
霊長類が発現した理由―サルはなぜ木に登ったか
人類の起源―発情期を超越させたものは何か
生殖とセックス―人類は最初に女が立ち上がった
動物の愛と人類の愛―「本能」の愛と「自我」から出発した愛の違い
集団と家庭の違いについて―人類の赤ん坊だけが産声をあげる理由
サル(哺乳動物)と人類の一生―サルと人類の寿命が同じモノサシではかれない理由
サルと人類の知能―深層心理の由来と意味
サルと人類の感情の違い―人類の感情の質的な解明
「笑い」とは―笑いに隠された“したいのだが、今はできない”という心的反応
「気味悪さ」の存在―人類になぜトイレが必要となったか
「羞恥」の有無―恋愛と羞恥心に秘められた心的メカニズム
睡眠について―なぜ人類の赤ん坊だけがよく眠るのか
生存領域および個体差―生存圏を絶対に超えられない動物との差
多種と単一種―進化論の最大の矛盾を衝く
進転論―宇宙(物質)・生物・人類を貫く統一的原理
実体の保存―原子とバクテリアほども存在形式を異にするサルと人類
言語―心理が存在しない動物には言語はありえない
夢と異常心理―動物は夢を見ない