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ラオスイワネズミ
ラオスイワネズミ(Laonastes aenigmamus)は、ラオス中部のカムムアン県に棲息する齧歯類の1種で、現地での呼び名からカニョウ(kha-nyou)とも言われている。この動物は大きなドブネズミに似ているが、リスのような毛深く太い尾を持っている。頭蓋骨が極めて独特で、これは他の全ての現生哺乳類から区別できる特徴となっている。ラオスイワネズミは1100万年前(中新世後期)に絶滅したと考えられてきた化石分類群のDiatomyidae科に属している。