こちらはドミニカ産の美しい琥珀です。特に状態の良いものを厳選いたしました。内部に虫が閉じ込められています。こちらの写真は高倍率のルーペを用いて撮影したものです。約3000万年前という古い時代の琥珀ですが、虫の翅脈まで保存されている点にご注目ください。
ドミニカ産のアンバーの中にはご覧のように非常に透明度の高いものが含まれます。そのため、小さな虫であってもはっきりと視認することができます。
ぜひ高倍率のルーペを用いて御覧ください。
バックライトをあてながら撮影しました。透明度が高く、鮮やかな飴色を示す、ドミニカンアンバーの魅力が感じられる一枚です。
琥珀は、針葉樹の樹液が長い時間をかけて化石化したものです。樹木が傷つくと、その傷を保護し、感染を防ぐために樹液が分泌されます。樹液が地面に落ちたり、風で運ばれると、時間が経つにつれて水分が抜け、粘り気のある状態から自然に固化していきます。この段階では樹液ではなく、樹脂と呼ばれます。樹脂が土壌や泥の中に埋まると、酸素や微生物から隔離され、さらに固くなります。また、埋没することで上からの圧力が高まり、さらに硬化が進み、美しい化石へと変わります。この過程で、虫などが樹脂の中に閉じ込められることがあります。琥珀は標本ケースのようなもので、虫の酸化を防ぎ、長い時間が経過しても生息時に近い状態を保ちます。この保存効果から「古代からのタイムカプセル」と評されます。
ぜひ高倍率のルーペを用いて御覧ください。詳しくはコラム「化石を観察するときの、ルーペの選び方」を御覧ください。
左右13ミリほどあります。
100円玉との比較。非常にクリアーな基質に、羽虫が閉じ込められた、ドミニカ産の琥珀です。
価格:¥3,800
商品ID:ot3748
時代:新生代第三紀(6600万--260万年前)
産地:Dominica
サイズ:1.3cm×1cm×厚0.7cm
商品説明:約3000万年前のアンバー!非常にクリアーな基質に、羽虫が閉じ込められた、ドミニカ産の琥珀(Amber)
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