こちらは、東南アジア、ミャンマーで採集された琥珀、バーマイトです。旧国名のビルマの名をとってビルマイト、あるいはバーマイトと呼ばれます。古くから交易品として重要な役割を果たしてきました。内部には、ご覧のように虫などが含まれていることがあります。
バーマイトは約1億年前の針葉樹の樹液が起源と言われる、非常に古い琥珀です。その割に透明度の高い個体が含まれており、バックライトを照らすと、内包物(インクルージョン)が浮き上がってきます。
琥珀の内部を観察するには、高倍率のルーペが必要です。詳しくはコラム「化石を観察するときの、ルーペの選び方」を御覧ください。
ルーペを通してのぞくと、ご覧のようにその時代のものともわれる虫に出会うことができます。琥珀は酸化や風化を防ぐ効果があるため、インクルージョンの保存状態は良好です。この効果から琥珀は「古代からのタイムカプセル」と呼ばれることがあります。
後方より光が当たるとより一層美しく輝きます。
蛍光灯下で撮影。
約22ミリ。
100円玉との比較。恐竜時代の琥珀、虫入りのバーマイトです。
価格:
商品ID:ot3699
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Myanmar
サイズ:2.2cm×0.7cm×厚0.1cm
商品説明:ルーペを通して内部を観察してください!恐竜時代の琥珀、虫入りのバーマイト(Burmite)
この商品は売却済みです。
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