こちらはマダガスカル産の遊色アンモナイト、クレオニセラスです。光が当たると殻表層で干渉を起こし、キラキラと赤色に光ります。
遊色層は、殻の表層にしかありません。しかもわずか1ミリ程度と言われます。殻が剥がれると遊色層も失われてしまいます。ご覧のように大部分の殻が保存されているからこそ、このようにキラキラと光るのです。
ぜひ手にとって動かしてみてください。遊色の輝きは独特で写真だけではお伝えしきれません。
アンモナイトの殻には肋(ろく)と呼ばれる波打つ凹凸があり、遊色もそれに沿って波打ちます。
本標本の産地、マダガスカルは世界的に名の知れたアンモナイトの産地です。詳しくはコラム「化石の宝庫、マダガスカル島の産地紹介」を御覧ください。
クレオニセラスは比較的薄めのアンモナイトです。殻の内部は本来は空洞の小部屋に分かれていましたが、化石は堆積物によって充填されています。
直径最大部45ミリほどあります。
100円玉との比較。マダガスカル産の赤き遊色アンモナイト、クレオニセラスです。
価格:
商品ID:an2503
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Madagascar
サイズ:直径4.5cm 厚1.4cm
商品説明:遊色の面白さを体感してください!マダガスカル産の赤き遊色アンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras)
この商品は売却済みです。
このウィンドウを閉じる