こちらはアフリカ東部、マダガスカル島で採集されたイリデッセンス(遊色)アンモナイトです。遊色アンモナイトは光の角度や見る角度によって色が変化する美しい遊色効果を持っています。殻の表層にある微細な層の構造が、光の干渉によって色を変化させます。詳しいメカニズムはコラム”光るアンモナイトはなぜ「光る」のか?”を御覧ください。こちらは、極めて美しい遊色が備わった特別に美しい個体です。
アンモナイトの肋に沿って光の筋が浮かび上がります。マダガスカル産の遊色アンモナイトの中でも、特に美しい標本です。
マダガスカル北西部、マハジャンガ地方の白亜紀の地層からは、このような綺羅びやかな標本が見つかります。マダガスカルは世界有数の、遊色アンモナイトの産地の一つです。
手に取って動かすと、光のラインや色が変わります。写真ではその魅力を完全には表現しきれません。
遊色層は殻の表面にわずか数ミリ程度しか存在しません。微細な層を傷つけないようにするため、殻の表面には樹脂がコーティングされています。
赤と緑を中心に、非常に深い色合いを見せます。
側面から撮影。
直径最大部は37ミリです。決して大きな標本ではありませんが、遊色の美しさは一級品です。
100円玉との比較。一級の輝きを誇る、マダガスカル産の遊色アンモナイト、クレオ二セラスです。
価格:
商品ID:an2454
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Madagascar
サイズ:直径3.7cm 厚1.1cm
商品説明:一級の輝きを誇る、マダガスカル産の遊色アンモナイト、クレオ二セラス(Cleoniceras)
この商品は売却済みです。
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