化石販売の化石セブン スマホ専用サイト

一生モノの宝物!これを超えるコレクションはあるか!?まさに博物館級、白亜紀末期の海の王者、モササウルスの本物の頭骨化石/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) 化石セブンスマホ専用サイト


こちらはモロッコより発見されたモササウルスの完全な頭骨の化石です。驚くべきことに、オリジナルの割合は90%を超えます。完全な頭骨でありながら、高いオリジナル率を誇る標本は、本当に希少です。ぜひ、一生ものの宝物にしていただきたい。写真でご覧いただいても、その迫力を感じていただけると思いますが、実物はさらにその何倍もの迫力があります。写真では伝わりにくい本物の化石ならではの素晴らしさがあります。モササウルスの頭蓋骨のレプリカはたくさんありますが、本物の頭骨化石は世界広しといえども、大変希少です。全ての部分が丁寧にクリーニングされ、専用の台座に固定できるようになっています。母岩が除去された、完全なる3Dクリーニング標本であります。


御覧ください、このフォルムの美しさ。モササウルスは白亜紀後期の海の食物連鎖に君臨していた海生爬虫類です。目に入るものすべてを捕食対象にしたと言われるほど、獰猛で強大な生物だと考えられています。種類にもよりますが、成長すると、10メートルを大きく超えたとされる巨大な生物でもあります。こちらの標本は最長部68センチもあります。


モササウルスは非常に活発な捕食者だったと考えられています。その太く頑強な歯を使って、魚、サメ、アンモナイト、カメ、海洋生爬虫類など、さまざまな生物を捕食していたとされています。モササウルスは嗅覚が乏しかったため、スカベンジャー(腐食性動物)だった可能性は低いとされています。何より、当時最大級の海洋生物であり、先端が尖った鋭い歯を多数持っていたことから、彼らが強大なハンターであったことには疑いの余地がありません。事実、カメやアンモナイトなどからモササウルスの噛み跡とされる化石が多数発見されています。この迫力、威厳は本物化石でしか感じられないものです。どれだけ精巧な頭骨レプリカであっても、その迫力を完全に表現することはできません。


金属の専用架台に設置すると高さ65センチになります。中空に浮いた姿を見ていると、海を遊泳している姿が目の前に浮かんでいくるようです。モササウルスの眼窩は非常に大きく、かなり視力が高かったとされています。両眼の視野は30度未満と比較的狭いようですが、これは肉食のハンターに共通する特徴で、目の前の獲物を追うことに集中していたと考えられています。また、モササウルスが棲息していたのは比較的浅い海であり、さほど上下を気にする必要がなかったことも視野角の狭さの要因の一つとも言われています。嗅覚ではなく視覚を頼りに獲物を追っていたのでしょう。


やや上方より撮影してみました。美しい流線型をしています。18世紀半ば、オランダのマーストリヒト近郊の白亜紀末期の地層から発見されたモササウルスの頭骨は、当時の研究者たちにとって謎の生物でした。皆さんは、この頭骨を見てどんな生物だと感じましたか?当時の研究者たちは、ワニやクジラではないかと考えたそうです。また、オオトカゲではないかと考えた科学者もいたそうです。ただ、結局、現存するどの生物とも異なる、巨大な海洋性のトカゲだと結論づけました。この考え方は当時としては非常に画期的であり、当時、理解を得つつあった「絶滅動物」という概念を裏付けるものとなりました。ただ、当時、まだまだ謎が多かったこの生物を彼らは、「マーストリヒトな偉大な生物」と読んでいました。1822年になり、マース(モサ)川の近くで発見されたことから、モササウルスと命名しました。意外なことに、モササウルスの分類については、未だ議論が続いています。現在最も近い生物は、オオトカゲかヘビのいずれかだと考えられています。コラム「恐竜はどこから来たか?(恐竜進化の起源)」でモササウルスの分類を扱っていますので、御覧ください。


まるで空想の生物、ドラゴンを彷彿とさせる、実に印象的なフォルムです。モササウルスの橈骨は流線型で吻部に向かって細く収束しています。水中で素早く動くために抵抗が少なくなるように進化したと考えられています。また、顎の筋肉は非常に強大で、強い咬合力を有していたと考えられています。また下顎はかなり柔軟に動かせることができ、獲物をベルトコンベアのように口奥に放り込むために役立ったとされています。モササウルスはこのように素早く獲物を捕食するために進化したハンターであり、巨体にも関わらず、大きな尾を使って素早く泳ぐことができたとも考えられています。また、恒温動物であり、水温が多少冷たくとも体温を維持して積極的に狩りを行うことができたとも言われています。


モササウルスは種類にもよりますが、その体長は、頭蓋骨の長さのおよそ10倍程度と考えられています。こちらの頭骨の長さは68センチほどですので、約7メートル弱の個体だったと推定することができます。この個体は現世の最大級のホホジロザメやオルカ(シャチ)を凌ぐ体躯を有していたと考えられます。


ずらりと並んだ太い歯の数々。モササウルスの歯は種によって異なるものの、総じて獲物を切り裂き、噛み砕くことに特化したデザインになっています。これらの歯は上下で噛み合わせるように配置されており、一度噛み付けば、獲物が容易には逃げられない構造になっています。歯の保存状態も極めて良好です。


それぞれコレクショングレードと言って良い歯化石です。


歯はわずかに後方に傾いており、獲物をフックするのに適した形をしています。


視力が良かった根拠とされる大きな眼窩。モササウルスは視野が比較的狭く、目に入るもの何でも襲ったとされていますが、それを示す証拠があります。モササウルスの骨格のなかには、他のモササウルスからのものと思われる複数の切り傷、骨折、刺し傷などが残されています。これはモササウルス同士が争った痕と考えられており、非常に攻撃的な性格をしていたとされています。当時、モササウルスを襲える生物は、より強大なモササウルスしかないため、この説は相当程度正しいと思われます。


冒頭でも申し上げましたが、標本のオリジナル率は90%と非常に高く、各部、近づいて見れば見るほど、本物でしか味わない精細な保存状態を確認できます。モササウルスは海生爬虫類ではあるものの、化石の研究により、現世の哺乳類同様に胎生だったという説があります。若い個体も成体と同様の骨格を持っており、早熟だったとする説があります。幼体でも積極的に泳ぎ、積極的に狩りをしていた可能性があります。


専用架台から標本を取り外し、上顎を内部から撮影しました。歯が顎奥まで付いていることが分かります。先程、モササウルスは下顎を効率的に動かし、獲物をベルトコンベアのように口奥に押し込むことができたと書きましたが、上顎もご覧のように、歯が口奥まで付いており、一度飲み込まれると、容易に抜け出せない構造になっていたことが分かります。完全なる3D標本ならではの観察方法です。


吻部先端にかけて鋭く収束しています。水中を効率的に泳げるように、流線型になっています。


頭部左右68センチ。


100円玉との比較。この美しく力強いフォルムに惚れない化石コレクターはいないでしょう。映画、図鑑などで、何度も描かれてきたあのモササウルスの本物の頭骨をあなたのコレクションに加えてみませんか。まさに一期一会の一生モノの宝物です。

問い合わせる

価格

商品ID:di1648

時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)

産地:Morocco

サイズ:本体最長部68cm 架台含め全体幅68cm×奥行35cm×高65cm

商品説明:一生モノの宝物!これを超えるコレクションはあるか!?まさに博物館級、白亜紀末期の海の王者、モササウルスの本物の頭骨化石

この商品は売却済みです。

モササウルス・プログナトドンのウンチクを見る

このウィンドウを閉じる

化石セブンのスマホ専用サイトです。
より詳細な情報はデスクトップ版で。

デスクトップ版はこちら