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防御姿勢!モロッコ・アトラス山脈南西部のデボン紀の地層から発見された三葉虫、ゲラストス(Gerastos granulosus)の化石/古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) 化石セブンスマホ専用サイト


こちらはモロッコ・アトラス山脈南西部のデボン紀の地層から採集された、三葉虫、ゲラストスです。体を丸めたいわゆる防御姿勢を取っています。モロッコの化石産地についてはコラム「モロッコ5大化石産地をご紹介:時を超えた自然の遺産」を御覧ください。


側面から撮影しました。まるでダンゴムシのように、体節の柔軟性を最大限に活かして腹部を守っています。デボン紀は「魚の時代」とも呼ばれ、強靭な顎を持つ魚類が繁栄しました。三葉虫も天敵から身を守るため、このように体を丸める進化を遂げたと考えられています。


ほぼ正面から撮影しました。ゲラストスといえばこの大きな頭鞍部です。その側部には眼があります。


この個体は体節を伸ばし、弱点とされる腹部を守っています。三葉虫は殻のみが化石として残り、軟体部は分解されてしまうため、その実態には不明な点が多くあります。しかし、現生のシャコのように、硬い殻と柔らかい腹部を持つ節足動物だったと考えられています。


尾部から撮影しました。体節の構造がよくわかります。


母岩の頂上にうまく乗り上げたような、ユニークなポーズです。この状態で自立します。


母岩の底部を撮影しました。安定するよう平らにカットされています。


本体カーブ計測で43ミリほどあります。ゲラストスは比較的小型の三葉虫です。


100円玉との比較。モロッコ・アトラス山脈南西部のデボン紀の地層から発見された三葉虫、ゲラストスの防御姿勢を取った個体です。

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価格:¥7,200

商品ID:tr1312

時代:古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前)

産地:Anti Atlas Mountains, Morocco

サイズ:本体最長部カーブ計測4.3cm 母岩含め全体3.3cm×2.1cm×高2.8cm

商品説明:防御姿勢!モロッコ・アトラス山脈南西部のデボン紀の地層から発見された三葉虫、ゲラストス(Gerastos granulosus)の化石

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