超希少!エイニオサウルススパイク(フリルの部分)化石の登場です。
みなさま、こんにちは。
エイニオサウルスをご存知でしょうか。
エイニオサウルスはアメリカモンタナ州で発掘される全長約6mの装飾頭類です。
このたび、化石セブンにエイニオサウルスのスパイク(フリルの部分)が登場いたします。
手にずっしりと重みがくる、重厚感が凄まじい標本です。
エイニオサルスは、ティラノサウルスが繁栄していた時代と同じく、中生代白亜紀後期
に北アメリカのモンタナ州に生息していました。
名前の由来は「野牛トカゲ」。
なんだか凄そうな名前ですね!
エイニオサウルスは1995年に名前が付けられました。
意味は「野牛トカゲ」。
野牛の角の形を見たことがありますか?
彼らのもつ鼻角は、ちょうど野牛の角のように曲がっているのです。
セントロサウルス類の角は、若いときは短く真っ直ぐなのですが、
大人になるにしたがって前側に曲がっていくのです。
そして、トリケラトプスの種類などにはある目の上の目立つ角はなく、
そこには小さな丸いコブのような角があります。
襟飾り(フリル)の縁は波打った形をしており、一番上には
1対のまっすぐ伸びる長いスパイク(角)がありました。
この後ろに真っ直ぐ伸びたスパイクは、敵と戦うためのものに使ったと思われて
きましたが、研究者によると、そうではないかもしれないとのことです。
ディスプレイのために用いられてきたのではないかとも言われています。
セントロサウルス亜科であるエイニオサウルスは、いろいろ説はあるのですが
アケロサウルスとパキリノサウルスと近縁であるとされています。
この説を支持しているのはジャック・ホーナーというアメリカの考古学者です。
みなさま彼はすごい人物なのです!
「子育て恐竜」のマイアサウラを発見した人物です。
また、100を超える論文を発表し、5体のティラノサウルスを発掘するなど、
考古学界で有名な人物です。
そして、あの有名な映画「ジュラシックパーク」の作品全てのテクニカルアドバイザー
を勤める人物でもあり、主人公であるアラン・グラント博士の人物像モデルとしても知られています。
化石セブンにあるのは、エイニオサウルスの1対あるスパイクのうちの1本です。
コレクターにはたまらない一級品であることは間違いありません。
気になった方はご連絡を。