こちらは、非常に濃い赤を呈するアンモライトのピースです。アンモライトは、北米ロッキー山脈の東側斜面でのみ採集される生物起源の宝石です。もともと白亜紀後期の海中に生息していたプラセンチセラスというアンモナイトの殻であるため、化石でもあります。宝石でありながら化石でもある存在は非常に珍しく、数えるほどしかありません。他には、琥珀が挙げられます。琥珀は樹木の樹液が化石化したもので、宝石や装飾品の素材として古来より珍重されています。
アンモライトは殻の状態によって様々な色を呈しますが、こちらの個体は非常に濃い赤を呈します。
遊色面が広くなめらかな色が特徴です。
遊色層は非常に薄く脆いため、保護の目的で表面に薄い樹脂がコーティングされています。
裏面です。褐色の頁岩です。このあたりには化石らしさが感じられます。
鉱物起源の宝石とは異なり、宝石用のカットを施さずとも、そのままの状態で美しい。生物起源の宝石ならではの特徴ですね。
最厚部5ミリほどあります。
一辺45ミリのレクタングルカットです。
100円玉との比較。カナダ・アルバータ州で発見された非常に濃い赤を呈する宝石、アンモライトのピースです。
価格:
商品ID:al439
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Alberta, Canada
サイズ:4.5cm×4cm×最厚部0.5cm
商品説明:カナダ・アルバータ州で発見された非常に濃い赤を呈する宝石、アンモライト(Ammolite)のピース
この商品は売却済みです。
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